『3年A組』のドラマと雰囲気が、似てそうと思いながらみはじめました。
プロデューサーが、同じだったようです。
『3年A組』は、強烈なドラマでした。
それに比べるとソフトかな。
生徒がひとり亡くなるという共通点があります。
先生役、元は、柴咲コウさんが、候補だったそうですが、生徒に近い年齢の人という意味で、松岡茉優さんになったそうです。
好演でした。
『あまちゃん』のときのイメージからすると、大人になったなあと思います。
元気なリーダーだったのに。
ドラマは、主人公の九条里奈が、過去に戻るところから始まります。
あり得ない設定です。
2周目の人生というので、『ブラッシュアップライフ』を思い出しました。
過去に戻っても、やり直せないというのが定番でしたが、『ブラッシュアップライフ』もそうでしたが、やり直せるというお話になっていました。
里奈が変わることによって、周りも変わっていきました。
そうなると心地よいですよね。
ただ、変わらない悲しいこともあって、そこは、変えて欲しかったと思いました。
里奈の夫と共に、友達二人の存在も良かったです。
いつでも味方がいるというのは、心強いものです。
1周目では、離婚するらしいのですが、2周目では、離婚しませんでした。
3年A組は、あとから配信でみたためか、その後有名になった人たちが目白押しでした。
が、今回、知っているのは、芦田愛菜さん、加藤清史郎くん、當真あみさんぐらいでした。
愛菜さんの演技、清史郎くんの演技に泣かされました。
清史郎くんだけは、里奈を突き落とした生徒ではあって欲しくないと思っていました。
犯人は、目立たなかった星崎でした。
SNSでは、犯人捜しが活発に行われ、私も、星崎なのではないかと思ってました。ただ動機がわかりませんでした。里奈を恨んでいるように思えなかったので。
一番怖いのは、感情を出せない人なのだと思いました。
感情を出して怒ったりできる人は、それで、発散できるでしょう。
そして、感情を出せない人は、悲しい人だとも思いました。
ドラマ的には、最終回になりましたが、果たして、星崎は変われるのかというところもあります。
配信で、2年後が描かれているようなので、観たいと思います。
『3年A組』と比べると、インパクトが弱い分、面白さも少なかったと思います。
まあ、『3年A組』が、強烈過ぎましたね。
■の部分に何が入るかというのも、興味深かったです。
正解は、託すの託されたでした。
愛されたかなと思っていたのですが。