ポチの女房

専業主婦のつぶやき

おひさま 第24回

2011-04-30 23:29:33 | おひさま
育子の人となりがよく出ていた回でした。
本当に二人に話したいことがあったのに、真知子が一秒でも早く春樹からもらった詩集を読みたいと言ったら、わざと「うそ。」と言ってしまったり。
陽子の悩みをずばりひもといたり。そして、「どんなによかれと思っても、人の運命を変えるかもしれないことを勝手にしてはいけないと思う。」
陽子に「何かあった?」と聞かれ「おぬしやるね、なかなか。」と言ったり。
大学に行くことを反対されてぶつような父親なのかと思いきや、娘のことを愛し心配する父親。その親を悲しませたくない育子。
この場面で、私ももらい泣きしてしまいました。娘を思いやる父と父を思いやる娘の姿が思い浮かび。

陽子は、気が重いと思いつつ、春樹から預かったハイネの詩集を真知子に渡します。
これでいいのかと思ってしまう陽子の気持ち、よくわかります。
詩集には、「真知子さんがお好きなのではと思ひ陽子に託します 須藤春樹」という紙がはさんでありました。
ナレで、この二人がお互いに好きだと告げることはなかったわ、永遠の別れをするまでね。ということは、二人のどちらかが亡くなってしまうという意味でしょう。

今回は、話が悲しい方向に進んでいると思ったとき、夕陽の陽子と房子が登場。よいアクセントになっているなと思いました。

自転車で尋常小学校に向かう陽子。先生になりたいと言いたい人とは?

来週は「失恋」。やはり初恋は悲しい結果になりそうです。

演奏会

2011-04-30 21:12:48 | 音楽
聴きに行ってきました♪

前曲  ボロディン作曲   「イーゴリ公」序曲
中曲  グリーグ作曲    劇音楽「ペール・ギュント」
メイン ショスタコーヴィチ作曲  交響曲第5番 二短調

庭木です

2011-04-30 16:36:02 | 日記
この写真を見て、この木の名前がわかったら、かなりの庭木通です。

ヒント1:バラ科
ヒント2:果実は、10月から11月に収穫。特徴的な形をしています。
ヒント3:果実は、のどの炎症に効くと言われています。

いかがでしょうか?
○○○酒にもします。




正解は、かりんです。
忘れなかったら、秋になって、果実の写真も掲載しますね。

おひさま 第23回

2011-04-29 22:20:14 | おひさま
家族の時間。長い時間のようで短いものです。
今回は、出演者がほとんど須藤家の家族でした。家族の楽しかった時間を描いていたと思います。ということは、これから家族の時間は、もてないのかもしれないと思ったりしました。そんな意味のナレーションもありました。

翌朝早く、良一は出かけていきました。どこへ行くとも家族に告げず。
家は、兄妹三人です。ナレで、私はなんて強くてやさしい兄を二人ももっているんだろう、なんて幸せな末っ子なんだろうと思ったわと。
続いて外でおにぎりを食べる三人。外で食べるおにぎりは、格別です。確かに兄二人とも、美味しそうにおにぎりを食べています。

タケオに陽子のことを頼む茂樹。「はい、まかしておくれや。失礼するし。頼まれてしまった。」とタケオは、子供の頃からずっと陽子のことを思い続けているんですよね。そして、この頼まれごとを現代まで守っているのです。タケオと陽子は、現代でも生きているとわかっていることが、救いです。

お父さんが帰ってきます。お父さんは茂樹に、学業成就のお守りと安全祈願のお守りをもらってきました。
学業成就だけでなく安全祈願のお守りをもらってきてくれたことに、ジーンとしました。
茂樹と同じ台詞「秋も深まったなあ、ということは、もうすぐ冬だ。」と言って、家族は笑いに包まれます。

松本に帰っていく春樹。春樹と真知子の恋は、「胸がかきむしられるほど悲しい恋」になるみたいです。

映画『阪急電車』

2011-04-29 16:38:22 | 映画
本日公開のこの映画を見に行きました。

原作本を読んでから映像を見るというパターンです。
どうしても原作と比べてしまって。
イメージとしては、中谷美紀はピッタリかなと思います。

出だし、構成と原作本と違っていたので、面食らいました。それぞれの話は忠実だったのですが。
こういうオムニバスの話を映画化するのは、難しいのかなと思います。
関西弁に関して言うと、戸田恵梨香の関西弁が不自然だったので、彼女は他の地方の人かなと思っていたら、兵庫県出身。地方出身の関西弁をあえて話していたとしたら、すごいと思うのですが。出演者の多くが関西出身だったようです。
原作のお話のおもしろさは、出ていたのではないでしょうか。
波乱に富んだストーリーではないですが、癒し系の映画だと思います。

おひさま 第22回

2011-04-28 22:05:24 | おひさま
人は亡くなっても存在し続けることができると思います。
良一が、仏壇の紘子に向かって「君は生きているよ。」と言います。しっかりと茂樹の心に生きていたんですね。

茂樹が、良一に「お話があります。」と言ったあと、春樹が帰ってきます。
意を決して話そうとした茂樹なのに、陽子が「そんな人が海軍に行こうなんて無理無理。」と茂樹が言いたいことを先取りして言ってしまいます。陽子を許す茂樹も良いです。
茂樹が海軍に行きたいと思ったきっかけは、亡くなる前の母のことばでした。家族を守るために海軍にいきたいとのことでした。
海軍に行くということは、死が身に迫ってもおかしくない状況です。茂樹には、どんな未来が待っているのでしょう。
ナレで「あのころの青年たち、そんなにまっすぐに生きなくてもいいのよって。」というところが気になります。
良一は「お国のために頑張ってください。」と了解します。
父親だから賛成したのではないかなと思います。母親ならたぶん賛成しなかったのでは。でも、紘子ならもしかしたら賛成していたのかもしれませんが。

春樹が陽子に、ハイネの詩集を真知子に渡してくれるように頼みます。
春樹も真知子のことが好きのようです。しかし、この恋は実らないでしょうね。良一と紘子のように、駆け落ちはしないのではないかな。悲しい恋と前振りもあったことですし。

読漫画中

2011-04-28 21:24:06 | 
テレビドラマ『仁』の原作漫画を読んでいます。
漫画文庫の方です。

ドラマは、この間から続編が始まりましたね。
原作とドラマと違っているところが、いろいろありますが、そのあたりも注目して読んでいます。
文庫は、まだ全巻発売していないようです。

おひさま 第21回

2011-04-27 22:21:40 | おひさま
つながり。祖母から母へ、母から娘へ。それは表面的なことばかりでは、ありません。
母が陽子に言っていた「あなたは太陽のようにおなりなさい。」は、祖母が母に言っていたことばだったのです。それにちなんで娘の名前を陽子に。
陽子がお裁縫が苦手なのは、祖母・富士子からの遺伝。「いやあね、そんなとこまで似なくても良いのに。」という富士子の台詞、かわいかったです。それに対して「いいの、しょうがないの、私が裁縫苦手なのは。」という陽子も。

おばあさまの話は続きます。
「私も、けっこう良い母親だったんじゃないかしらね。」というところも、お茶目。
そこで、あめ屋のおかみさんの自分のカヨは、どういう意味だったのかねというふりに、ご主人が「まだ食うのかよのカヨじゃねえか。」というつっこみには、思わずクスリ。いい夫婦です。
おばあさまは、陽子に「どうしようもなく困ったときは、私を思い出しなさい。私が助けてあげましょう。そういう人が一人いることは、きっとあなたの強さになるはずです。でも、一度だけですよ。」こんな言葉がかけられる母であり祖母になりたいものです。まだ実生活で祖母にはなっていないですけど。いざというときに頼られる存在になりたいものです。
おばあさまが将来陽子を助けるとナレ。このまま最後の別れとなるのだったら、悲しすぎます。また再会があるんですね。安心。

最後におばあさまは、「いいとこですね。」といって涙します。
最初は陰険なおばあさまだと思っていましたが、やはり陽子の祖母は、とても素敵なおばあさまです。おじいさまは、どんな人でしょうと思ってしまいましたが。

茂樹の「いつか約束したよな、味方になるって。じゃあ今から頼む。」でつづく。

ドラマ『四十九日のレシピ』

2011-04-27 10:16:36 | ドラマ
残り2回をやっと見ることができました。

ファンタジーで、心の琴線にふれるドラマでした。
一人の女性が、継母の死をきっかけに再生していくドラマだと思います。
なぜか泣けてくるのです。登場人物の気持ちに寄り添ってしまうのです。

IMOTOはOTOMIだったのですね。乙美が、百合子を四十九日まで見守ってくれたのでしょう。
ハルミも、生まれてくるはずだった百合子の弟だったのですね。同じく傷心の姉を心配してあらわれてくれたんですね。

こんな絵がかけたら素敵と思う乙美のレシピ。心がこもっています。
大宴会の四十九日。こういうのも、良いですね。
空白だった乙美の年表がうまっていったのも、感動ものでした。
踏み切り板の人生、そんな人も世の中には必要です。
どんな人の人生にも意味があると思えます。勇気をたくさんもらいました。

録画を消せないです。もう一度みたいと思います。
私のパターンですが、原作本を買っているので、読みたいと思っています。

おひさま 第20回

2011-04-26 20:55:53 | おひさま
子爵。
陽子のおじいさまは、子爵を叙されている。
華族ということはわかっても、どの地位なのかわからず、wikiで調べてみました。子爵(ししゃく)とは中国で儒教の経典によって古代より用いられたと主張された爵位(五爵)の第4位である。公爵 侯爵 伯爵 子爵 男爵という順番です。
華族というだけで別世界だと思います。あめ屋のおかみさんが、おがむのもわかる気がします。

陽子のおばあさまは、どうしても孫と話をしたかったのだと思います。
「どこかないのかしら。」と言って、あめ屋で陽子に話をします。
水飴、初めて食べられたでしょうに気にいられたみたいです。運転手さんも水飴を。みんなで水飴を食べるシーンが良いです。
陽子のことを「(紘子に)そっくりです。」と言います。紘子は自分に似ていると。結局、陽子は自分に似ていると言いたかったのでしょう。
紘子の女学校時代の話から。そのときには笑みがこぼれるおばあさま。
紘子の進学祝いには、帝国ホテルでパーティーを開いたそうです。
「音楽と本を読むのが好きで、学校の先生になるのが夢」だった母・紘子。陽子が学校の先生なりたいと思っているのは、DNAだったのでしょうか。
良一と紘子の結婚に反対したおじいさま。
紘子が出ていく日が語られたときには、ジーンとしました。祖母・富士子は紘子が出ていくことに気づき、紘子は富士子が気づいていることがわかっている、でも何も言わない。ライスカレーを食べる。
桐野家では跡継ぎが必要で、茂樹を養子にという話があったそうです。
「それをとめたのは私でした。理由は春樹くんでした。」と。春樹が身をていして茂樹を守ったのです。もうウルウルです
一番泣いていたのは、立ち聞きしていた茂樹でしょう。なぜか、立ち聞きが不快に思いませんでした。