ポチの女房

専業主婦のつぶやき

ドラマ 笑うマトリョーシカ

2024-09-07 22:46:36 | ドラマ
今季、朝ドラと大河ドラマ以外で、ちゃんと視聴した唯一のドラマです。
主演は、水川あさみさん。
どうしても、朝ドラ『ぶぎうぎ』でのお母さん役のイメージ。
櫻井翔さん演じる清家一郎のハヌッセン探しみたいになりましたが、結局、ハヌッセンはいなくて、すべて清家一郎が演じていただけでした。
拍子抜けです。
親友の鈴木俊也、続いて恋人の真中亜里砂、ラスボスは、母の清家弘子だと思っていたのに。
亜里砂を演じる田中桃子さんも、弘子を演じる高岡早紀さんも、怖かったです。
女性の怖さみたいなのをみながら、背中がゾクッとして、たまらない部分もありました。
俊也役の玉山鉄二さんは、早い段階でいい人に変身しましたね。
櫻井さんの演技が、妙に芝居がかっていると思っていたら、それも演技だったとは、まいりました。
暗い話の中でも、同僚の山中と青山の存在は、ホッとするところでした。
原作には、もしかしたら、いないのかもしれませんが。
主人公の道上香苗の家族の問題も描かれましたが、中途半端だったと思いました。子役の森優理斗くんは、『麒麟がくる』『鎌倉殿の13人』『らんまん』と立て続けにNHKドラマに出演していて、芸達者だなと改めて思いました。夫役は、『虎に翼』に出演中の和田正人さんでした。
もし、清家一郎のような人が、総理大臣になったら、恐ろしいことだなあとも思いました。まさに、和製ヒットラーですよね。
原作の主人公は、清家一郎らしいので、原作本を読んでみようかな?

光る君へ 第33回 式部誕生

2024-09-03 14:18:59 | ドラマ
寛弘2(1005)年
いよいよまひろ宮中へ出仕。
藤原氏の出、為時が式部省蔵人だったことから、籐式部とよばれます。
いつ紫式部に変わるのでしょうか。
藤壺にて、まひろの役目は、物語を書くことです。
周りのざわざわに、集中できないまひろ。
道長に、里で書きたいと申し出ます。が、なかなか許しが出ません。
どうしても里に帰って書きたいと言うまひろ。

彰子を見つけるまひろ。
彰子が、まひろに対して、好きな色は、空の青だと言います。
なぜ彰子は、まひろに心を開いたのでしょうか。
里に下がる挨拶をしに来たまひろに。
里に帰ったまひろは、物語の執筆がはかどります。
よくわかりませんが、物語を作り出すには、環境、大事だと思います。

寛弘3(1006)年
陣定で、伊勢守の人事で、もめます。
右大臣は、平維衡をすすめ、反対する左大臣・道長。
道長は、武で争う者を任じて良いのかと。

道長は、伊勢守に、平維衡を任じますが、帝に速やかに交代するよう進言。
道長は帝に、「今は寺社ですら武装し、武力で土地を取り合っている。さらに国司になるようなものが弓矢を専らにするようになればどうなのか」「 武力を盾にして、朝廷を蔑ろにする者が出てくる。血で血を洗う世にならぬよう、この国のためを思えばこその諫言だ。」
さすがに、道長の言葉に心を動かされる帝。伊勢守を交代させると約束します。
道長が、だんだん、権力者らしくなってきました。
以前は、権力に無頓着だったはずなのに。
地位が人をつくると言いますね。

まひろの物語、続きができあがります。
左大臣に渡すと彰子に報告。
帝が読むものを自分も読みたいと言う彰子。
これまでのところを話すまひろ。
続きは、藤壺で書くと言うまひろ。
なぜでしょうか。たぶん、彰子に物語を語って聞かせたことで、彰子のそばで続きを書きたいと思ったのでしょう。

帝が、まひろに会いに来ます。
最初は、腹がたったが、心にしみいっていったと。皆に読ませたいとまで言われます。
褒美は、扇子。
幼き頃のまひろと道長が描かれていました。

大和から僧兵が都へ押し寄せてきました。
道長に面会に来たのは、興福寺の定澄。
「我らの訴えを陣定でとりあげよ、さもなくばこの屋敷を取り囲み、焼き払い奉る。」
「やってみよ。」と言う道長。
え~~~?どうなるの都。
まだ武力が力をもつ時代ではありませんよね。

ドラマ アンナチュラル

2024-08-30 22:52:44 | ドラマ
U-nextで、視聴しました。
2018年1月から3月まで放送されたものです。
TBS系金曜ドラマ枠。
主演は、石原さとみさん。脚本は、野木亜紀子さん。
法医学の話ということで、おそらく、リアルタイムで観なかったのだろうと思います。法医学というと、どうしてもグロテスクな場面が多いかなと思って。
怖い物は嫌だなと思いつつ、みはじめました。
法医学の奥深さにグッと心をつかまされました。
出演者の面々も、演技力のある人たちばかりでした。

毎回事件が起きるのですが、そんな中、ずっと縦糸のようにつながった事件があり、その事件は、最終回で回収される形になっていました。
印象的だったのは、第7回の「殺人遊戯」と最終回でしょうか。
第7回は、学校におけるいじめをとりあげていました。いじめに苦しめられた男子生徒が、復讐のために自殺する事件。いじめは、絶対許されないなあと切に思いました。ドラマでも、いじめをしていた生徒に、反省の色は見えませんでしたしね。
最終回は、物語の中で、最初から出てきて、つながっていく事件でした。
井浦新さん演じる中堂が、恋人を殺された事件。
中堂が、犯人を殺害するのではないかと戦々恐々としましたが。逮捕されているので大丈夫でしたし、殺人協力した記者を殺そうとしましたが、といっても、ちゃんと解毒も準備していたので、脅すことが目的だったと思います。
『アンチヒーロー』ではありませんが、大事な人を殺した人を殺したいと思うのは、人として当然なのではないかと思いました。
殺された大事な人は、かえってこないのですけどね。
他のお話も、興味深く、面白かったです。
化学用語が出てくるとき、リケジョの私としては、心の奥をくすぐられるとでもいいましょうか。ワクワクしました。

今回注目の俳優さんは、望月歩くん。
第7回のみ登場です。
直近では、『虎に翼』で書記官・高瀬役。『老害の人』では、主人公の孫役でした。調べてみると、『3年A組』にも出ていたらしいです。
『3年A組』で、生徒役をした人たち、現在活躍中の人が多すぎませんか。

続編は、つくられないのでしょうか。
以前観た『MIU404』には、ちょこっと出演者の人たちが出ているようですね。

光る君へ 第32回 誰がために書く

2024-08-25 21:58:51 | ドラマ
源氏物語のことでしょう。
元々は、帝へ献上するため。

寛弘二(1005年)
脩子内親王の裳着が、行われました。
一条天皇の真の目的は、道長のけん制。

まひろは、帝へ献上する物語をきっかけに、書きたいものが、どんどん湧き上がってくる、私のために書きたい。
副題の誰がために書くは、自分自身のためになっていったのですね。
だからこそ、物語を書き続けられたのだと思います。

帝は道長に、陣定に、伊周をよぶように願います。
いまだに、定子への執着が強いのでしょう。
難しいが努力してみると答える道長。
差し上げた物語については、まだ読んでないらしいです。
そのことをまひろに伝える道長。
落胆しないまひろ。

一条天皇は、まひろが書いた物語を読んで、まひろに興味をもったようです。
会ってみたいと。その前に続きを読みたいと。

道長は、まひろに、「中宮様の女房にならぬか。」。
あまりに突然でびっくりしましたが。
帝が物語を読みたいと中宮の元を訪ねるのではないかという策略。
それは、良いことを考えたものだと納得です。
どういう経緯で、紫式部が、彰子の女房になるのか、とても興味がありました。家庭教師になったというのを読んだことがあるのですが。
真相は、わかりません。

まひろは、自分たちの生活のことを考え、藤壺にあがることを決めます。
気がかりなのは、賢子のこと。7歳とか言ってましたよね。まだまだ母が恋しいときだと思いますが、永遠の別れというわけでもなさそうです。

まひろは、藤壺で物語を書くために出仕。
その前に挨拶にいき、赤染衛門と話をします。
「人の運不運は、どうにもなりませんわね。」
赤染衛門という名前は、知っていましたが、倫子の女房だったのですね。
彰子のことを謎という表現をしていました。
まひろが、彰子については、赤染衛門から引き継ぐという格好になるのでしょうか。

道長の元に、安倍晴明、危篤の知らせ。
安倍晴明は、「あなた様の家からは、帝も皇后も関白も出られましょう。」「光が強ければ闇も濃くなります。」
安倍晴明の予言どおりになります。
何かもっている人だったのかもしれません。
自らの予言どおり、亡くなるのも、不思議な気がします。
道長は、今後、安倍晴明の代わりに誰を頼りにするのか。

一条天皇は、伊周を陣定によびだします。
その夜、皆既月食と火事が起きます。
一条天皇は、逃げない彰子の手をひいて、逃げます。
帝は、いい人なのでしょうが、定子のことを忘れるには、時間が必要なのでしょう。

まひろは、藤壺で働くため、家を出ます。
為時に、賢子のことを頼みます。
為時が、「おまえが、おなごであって良かった。」と言います。
今までは、まひろが男であったらと何度も言ってましたよね。

いよいよ、まひろ、藤壺へ。
ちょっと江戸時代の大奥を思い出しました。
女の園みたいで、怖いですね。

光る君へ 第31回 月の下で

2024-08-20 21:43:28 | ドラマ
道長がまひろを訪ねた理由は、「かささぎ物語」を読ませて欲しいと。
それを中宮様に献上したいと。
燃えてしまってもうないとまひろが言うと、「中宮様のために、新しい物語を書いてくれぬか。」
親心というところでしょうか。

寛弘元(1004)年秋
斉信が、従二位。公任を追い抜いての出世。
公任は、出仕しなくなります。
斉信が、公任のところへ。
出仕するように促しますが、良き返事はなく。
そこへ、実助もやってきて、斉信と同様のことを言います。

道長と倫子の間の隙間風。
娘を想う気持ちは、同じでもやり方は違ってしまうということなのかも。
彰子の現状を想うと二人ともいたたまれなかったでしょう。
明子もまた、道長に息子の出世を頼み、道長の機嫌を損ねてしまいます。
道長は、内裏に泊まる日が多くなりました。
内裏にも、道長が泊まる場所があるのに、驚きました。

道長のところへ、まひろより文。
「中宮様をお慰めするよう、精一杯書きたいと思います。」
紙を注文します。
道長自ら、まひろのところへ、越前和紙を届けに来ます。

物語ができあがり、道長へみせます。
褒められるまひろですが、納得できず。
道長が、これは、帝に献上したいと、本心を明かします。
まひろは、帝のことを話して欲しいと道長に頼みます。
夜明けまで話し込む二人。
そんなにお互い好きなら、まひろは、妾になれば良かったのにと思ったりします。
「帝もまた人でおわすということですね。」
二人で月を見あげます。副題のシーンです。

まひろ、新しい物語を書き始めます。
いよいよ源氏物語が書き始められるのですね。
帝のために書いたものなのでしょうか。
物語を書き始めるきっかけには、いろいろな説があるようですが。

源氏物語、今一度読んでみようかと思ったりもします。
大昔、もちろん現代語訳ですが、途中まで読んだ覚えがあります。
たぶん、源氏物語を良く知らないと、このドラマを心底楽しめないのではないかという想いにかられました。

光る君へ 第30回 つながる言の葉

2024-08-16 14:10:42 | ドラマ
寛弘元(1004)年
まひろが夫を失って3年目。都を干ばつが襲います。
帝の雨乞いも、効果なし。
まひろの家の井戸も涸れます。
道長が頼ったのは、安倍晴明。
道長の寿命10年と引き換えに、雨乞いを引き受けます。
安倍晴明が祈ると、雨が降り始めます。
実際に、あったことなのでしょうか。神がかってますよね。
でも、祈りが通じることが幾度かあったからこそ、安倍晴明は、地位を築きあげたのでしょう。

枕草子が、評判をよび、貴族たちの間で広まっていきました。
帝は、枕草子を読み、思い出すのは定子のことばかり。
「生まれ変わって、定子のために生きたい。」とまで。

まひろは、6日に一度、四条宮で、女房たちに和歌を教えていました。
主催者は、藤原公任の妻・敏子。
そこへ、一重袴姿のあかねがやって来て、「思ったことをそのまま歌にしている。」と。あかねという人は、将来の和泉式部だとか。有名な歌人であることは知っていましたが、こんな自由奔放な人だったのでしょうか。
まひろがつくる「かささぎ物語」が、面白いと評判になります。

一条天皇と敦康親王。
親王がだんだんと定子に似てきたという帝。
彰子は、黙ったまま。暗い、とにかく暗いです。
これでは、帝の心を動かすことはできないでしょう。
倫子は、母として、彰子のことを案じます。
目的は、彰子が帝の子供を生むことですからね。今の状態では、あり得ません。

為時は、道長の息子・頼通の教育係。
幼い頃、やんちゃにみえた頼通ですが、聡明になっています。

伊周は、道長を呪詛。
これは、叶わないでしょう。史実として。
安倍晴明は、道長に、「お待ちくださいませ。必ず光が差します。」「心に浮かんでいる人に会いにいきなさいませ。」

賢子は、チラッと読んだ情報によれば、為時の指導のもと、名前のとおり賢い娘に育つとなっていました。
が、このドラマでは、娘を教育しようとする母・まひろに対して、孫に甘い為時のように描かれています。
ドラマ的には、賢子が、少しかわいそうに思えました。
子供ですからね。学問よりおはじき遊びの方が、楽しいのに決まっています。
賢子が、まひろが書いた物語を燃やしてしまったのも、責められないなあ。

道長が、まひろのところへ、やって来ます。
源氏物語を書くきっかけになる?それとも、彰子の教育係を頼む?

ドラマ 民王

2024-08-10 21:36:32 | ドラマ
U-nextで、視聴しました。
2015年7月から9月に、テレビ朝日系金曜ナイトドラマで、放送されたものです。
遠藤憲一さんと菅田将暉さんのW主演。
入れ替わりのドラマです。
父と子のパターンを観るのは、初めてかもしれません。
原作は、池井戸潤さん。
コメディだったのですが、原作も、こんな感じだったのか?
たくさん笑いました。
やはり、遠藤さんと菅田くんの演技が秀逸でした。
今作品では、もうひと組の入れ替わりもありました。
こちらは、父と娘。こちらの方が、演技力いりますね。
娘役の知英さん、初めて知りました。
秘書役の高橋一生さんや官房長官役の金田明夫さんも良かったですが、何気に、新田役の山内さんが笑わせてくれました。
皆さん、芸達者ぞろいです。
そういえば、下平アナがアナウンサー役で出演していました。
入れ替わりって、あり得ないことですが、それによって、みえてくることが、たくさんあるような気がします。
入れ替わりを経験した武藤泰山が、日本の首相でいてくれたらと切に思いました。

続いて、『民王スペシャル~新たなる陰謀』『民王スピンオフ~恋する総裁選~』も、視聴しました。
スペシャルの方は、ムリクリな気がして、本編が良かったと思いました。
スピンオフは、貝原役の高橋一生さんが主人公で、これはこれで、ありだなと思いました。

池井戸さんは、続編を書いているそうなのですが、続編も同じメンバーでテレビドラマ化して欲しいです。

光る君へ 第29回(7/28) 母として

2024-08-04 22:44:10 | ドラマ
長保三年(1001)
正月宮中では、無病息災を祈る儀式。
宣孝は、帝がのみきれなかった薬を飲み干すという名誉な役割。
宣孝が、まひろの所へ。
親子三人の姿は、微笑ましいです。

除目の季節。
為時は、越前守の職をとかれます。
理由は、宗人を宗へ帰すことができなかったから。
でも、誰が国司になったとしても、無理だったような気がします。

ききょうが、まひろの所へやって来ます。
枕草子を書いていたようで、書くきっかけを作ってくれたまひろにみせに来たようです。
まひろが、「人には光もあれば影もあります。」と言ったのに対して、ききょうが、「皇后様に影はございません。」とキッパリ。
ききょうの定子に対する忠誠心というのか、凄すぎるなあと思いました。
定子には、人を惹きつける魅力があったのでしょう。

宣孝が、三人の面倒をみると約束してくれた矢先。
突然亡くなってしまいます。
北の方からの使者で、にわかな病とだけ。弔いは済ませたとか。
当時、正室でなければ、こんな対応をされたものでしょうか。
賢子を抱きながら泣いてしまうまひろ。
宣孝、いい人でしたよね。まひろのことを愛してくれて、あたたかくて。
宣孝ロスになるかもしれません。

百舌彦が、左大臣の使者としてやってきて、為時に、左大臣お抱えのご指南役を頼みにきます。
断ってしまう為時。
まひろは、生活のために引き受けるよう為時に懇願。結局、どうなったのでしょう?

詮子が道長に、敦康親王を彰子に養育させるようにと。
かつて兼家が使った手ですね。

詮子40歳の賀が、華やかに行われます。
40歳で祝いとは、時代を表していますね。今なら、60歳の還暦という感じになるのかな。
詮子の前で舞を舞うのは、母違いの道長の息子たち。誰が、こんな演出を考えたのか。しかも、二人の妻を同席させるとは。
上手に舞をこなしたのは、明子の息子の方でした。
将来的には、逆になるのですから、運命とはわからないものです。
詮子倒れます。
ということは、40歳にして亡くなったということになるのでしょうか。
数え年だったかもしれないので、39歳で亡くなった?
遺言により、伊周の位が戻されます。

伊周は、帝に、枕草子を献上。
物語を書き始めるまひろ。源氏物語を書き始めたのでしょうか。
いつどんな形で、まひろが、彰子の教育係となるのか興味深いところです。

ドラマ アキラとあきら

2024-07-29 21:53:12 | ドラマ
U-nextで、視聴しました。
2017年7月から9月にWOWOWにて放送されたものです。
主演は、向井理さんと斎藤工さんのW主演。
2022年には映画化もされました。
原作は、池井戸潤さん。未読です。

面白かったです。
先が気になって、イッキ見した日もあります。
アキラとあきら、どちらかが悪で、どちらかが善なのかと思ってましたが。
二人の友情物語でした。
向井さんと斎藤さんと言えば、私の中では、『ゲゲゲの女房』での師匠と弟子のイメージ。最後まで払拭できませんでしたが。
二人とも、良い役者さんだなと思いました。
好みは、向井さんの方。スタイル良いし、かっこいい!あの笑顔にだまされてしまいそうになります。
良いとこのお坊ちゃまの役が、あってました。
最後は、ハッピーエンドで何より。
アキラとあきら、二人とも幸せになって良かったです。

映画版も観てみたいような観たくないような。
比べるとどうでしょうか?

光る君へ 第28回 一帝二后

2024-07-22 21:42:48 | ドラマ
道長が強引に進めた施策です。
詮子は、「凄いことを考えるようになったわね。」と感心します。
帝に、文を書きます。
一条天皇は、「朕の后は、定子ひとりである。」。
そりゃそうです。一条天皇は、定子のことを心から愛しているのですから。

一条天皇は、彰子に笛をきかせに行きます。
「おおせのままに。」としか言わない彰子に同情したようです。
かつての自分をみるようだと。
道長とも争いたくないようですし。
彰子の様子が、一条天皇の心を動かすのですね。
将来への布石かも。

長保二(1000)年
彰子が中宮になることに。
しかし、迷いが出てくる一条天皇に、さとす行成。
行成も、なかなかの策士と言えるかも。

宣孝が、娘と初めての対面。
賢子(かたこ)と命名。
宣孝は、道長に娘が生まれたことを報告。
道長自身、何の反応もなかったですね。賢子が、我が子とは思いもよらなかったのでしょう。

一条天皇は、定子と御子たちを内裏へよびます。
批判覚悟で。
后を二人にすることを定子に報告するため。
定子は、「どうか私のことは、気にされず、彰子様を中宮になされませ。」
これが、定子の本心なら、なんていい人なのでしょう。
元々出家することに至ったのは、ダメな兄たちのせいなのに。
人のせいにはしない定子。
「彰子様とて、みえてるものが、すべてではございませぬ。」
もしかしたら、定子のこの言葉も、一条天皇の心が、彰子にも向けられることになるのかもしれません。

明子が道長を訪ねてきます。
明子にも、こんなに大勢の子供たちがいたのですね。
でも、表に出てくることはない?
明子が生んだ娘も、入内させる気はないようですし。
倫子の娘たちは、入内させるのに。
血筋的には、明子は、天皇家につながる名家の出でしたよね。
道長、明子の前で倒れてしまいます。危篤に。
なぜか、まひろの力で復活。
何なのでしょう。このあたりもつくりすぎな気がします。
それにしても、道長の危篤をわざわざまひろに伝える宣孝、いい人です。
元気になって戻る道長。

定子は、みたび身ごもっていました。
定子と清少納言の絆が、描かれました。
その年の暮れ、定子は、姫御子を出産し、この世を去ります。
道長を恨む伊周。なにか復讐するのか?
自分の子供を生んで亡くなる后。当時は、あるあるかもしれませんが。
一条天皇の悲嘆ぶりが、予想されます。
歴史的に、こちらも、定子の生んだ子供たち、ひのめをみることはないように思います。
ドラマをみる限り、一条天皇と相思相愛でありながら、かわいそうな運命の定子。心の支えは、清少納言の「枕草子」。
高畑充希さんの定子が好きでした。ロスになりそうです。

ドラマ 陸王

2024-07-16 22:26:05 | ドラマ
U-nextで、視聴しました。
2017年10月から、TBS系日曜劇場で放送されたものです。
原作は、池井戸潤さん。
銀行物ではなかったですね。銀行も多少関係しますけど。
原作は未読です。

紘一役の役所さんのドラマでした。
役所さんという役者、いろいろな引き出しがあって、感心してしまいます。
今回は、足袋業者の4代目社長。
ランニングシューズに挑戦するお話です。
息子役の山崎賢人さん、存在感大でした。
朝ドラ出演後の作品なので、もうメジャーになった頃でしょうか。
娘役に上白石萌音さん。デビューまもない?
妻役に檀ふみさん。凄く久しぶりにドラマで観た気がします。
檀ふみさんの親友、阿川佐和子さんが、役者として出演。初めて観たかも。
ランナー役として竹内涼真さん。『ひよっこ』の直後のタイミングでした。
他にも多くの有名な役者さんが出演されていて、豪華と思いました。

いろいろな困難にあいながら、最後は、陸王を完成させる、ハッピーエンドだったのが、良かったです。
ただ、息子が跡継ぎかと思いきや、他企業に就職したのが、意外でした。
従業員たちの高齢化を考えると、これからのこはぜ屋大変だろうなあと思いました。

光る君へ 第27回 宿縁の命

2024-07-14 22:26:37 | ドラマ
長保元(999)年
まひろと道長が再会、その後。
たわいのない話をして、別れるのかと思いきや。
なんと二人で、ラブシーンへ突入。
道長が、石山寺へ偶然来るというのもつくりすぎと思いましたが。
それはないよねと思って、ひいてしまいました。
男性方は、まだわかるのですが、女性の浮気って、なかったと思います。

一条天皇が、定子の懐妊を知って大喜び。
倫子は、何とか彰子に、華やかさと明るさが欲しいと赤染衛門に、頼みます。
が、なかなかうまくいきません。
人は、それぞれ、個性というものがあり、彰子は、誰に似たのか?自己主張ができない子だったのでしょう。まだ幼すぎたのかもしれません。
wikiで調べると入内したのが、11歳。
無理もないです。もっと幼い女優さんにした方が良かったのでは?

宣孝が、まひろの元を訪ねます。
まひろに、墨と紅のお土産。気が利きますね。
まひろも、道長とのことがあり、心を入れ替えた様子。
このまま、二人が仲良く暮らしていければと思いましたが。
まひろ、懐妊。父親は、間違いなく道長。
これは、作り話すぎだと思います。
宣孝は、自分の子ではないとわかっていながら、「一緒に育てよう。」と言ってくれます。「何が起きようとも、おまえを失うよりは、よい。」とまで。
心の広い夫ですね。嫉妬心は、ないのかな。

彰子の入内に際して、道長は、屏風に歌をはるということを思いつきます。
11月1日、彰子が入内。
6日後、定子が、御子を出産。
一条天皇は、お祝いに駆けつけた詮子に対して、「すべては、あなたのせいなのですよ。」ときつい言葉をかけます。
詮子の悲しさは、よくわかります。
慈しんで育てた息子から、自分のせいだと言われたら、気が狂いますよ。
一条天皇の心は、定子ひとりに、向けられた結果でしょう。

安倍晴明は、道長に、彰子を中宮にするよう進言。
一帝二后。
実際のところ、彰子を后とし、御子を生むことが、道長繁栄の礎になるのですよね。
ドラマ的には、不実な定子にだまされている一条天皇の図ですけど。
どうだったのでしょうか。

まひろ、出産。

宿縁の命とは、定子が生んだ御子とまひろが生んだ娘のことなのでしょう。
ほぼ同時期だったのですね。
歴史的に、定子が生んだ御子の運命を知っているだけに、なんだかなという想いもあります。

光る君へ 第26回 いけにえの姫

2024-07-06 21:44:03 | ドラマ
いけにえという題名がなんとも言えず、心地悪いです。
誰かと言えば、道長の娘・彰子のことですよね。
道長が、権力を維持するために、娘たちを天皇の后とし、娘たちが御子を産み、その御子たちが、天皇となり、外祖父となったと歴史では習いました。
真相はいかに。

長徳(998)年10月
日食と自身が同日、都を襲います。

安倍晴明が帝に、天文密奏をもってきます。
どうやら、帝の心の乱れが、世の乱れとなっていると当時は、思われていたのでしょう。
帝のお心を正しい道へと導くために、道長の娘・彰子を入内させるようにと安倍晴明が言います。
安倍晴明の言うことは、絶対だったのでしょうね。
道長が、望んで、娘を入内させたわけではなかったということでしょうか。

道長は、姉・詮子のアドバイスにより、彰子を入内することを決意。
倫子に相談します。倫子は、大反対。
倫子は、母に相談すると、「入内したら不幸せになるとは限らない。」「何がどうなるかよくわからない。」という答えが返ってきます。
確かに、世の中、万事塞翁が馬ですからね。

道長は、彰子に、入内の話をしますが、「仰せのままに。」しか言いません。
果たして彰子の心中は、いかに。
わかっていて諦めているとしたら、なんとも不憫に思えます。

まひろの膝枕で眠る宣孝。
仲睦まじいのかと思いきや、宣孝の浮気性の虫が騒ぐようです。
といっても、まひろは、わかっていたはずでしょうに。
いざとなると面白くないでしょうね。

帝は譲位をのぞみ、中宮と一緒に暮らしたいと。
そこまでご執心なのは、中宮にそれなりの女性としての魅力があったからでしょう。

長保元(999)年
帝は中宮を内裏に呼び寄せ、中宮は懐妊。
安倍晴明によれば、皇子が生まれると。
道長は、彰子の入内を中宮の出産時期にぶつけることにします。
彰子はいけにえの姫であり、内裏も帝も清めることができると、道長は倫子に言います。
帝も、道長の申し入れに逆らうことはできず。彰子の入内が正式に決まります。
かわいそうなのは、彰子です。本人の意向は全く無視され、周りがすべて決めてしまうという。
はっきり物を言わないのを利用された格好です。

まひろは、宣孝が、自分の送った文を他の人に見せびらかしていることに怒り、これまでに送った文を返すようにと。
二人の仲は、こじれてしまいます。
心配したいとが、「殿様にも、逃げ場をつくって差し上げないと。」「夫婦とは、想いをいただくばかり、己を貫くばかりでは、誰とも寄り添えません。」
そうだと思います。
自分の気持ちを通すばかりではダメだと思います。少しずつお互いに歩み寄っていく気持ちが大事だと思います。

まひろは、宣孝からの文をみて、石山寺にいくことにします。
石山寺に、道長が現れます。
続きが気になります。


アンチヒーロー 2回目

2024-06-30 22:15:50 | ドラマ
『アンチヒーロー』、2回目を視聴終わりました。
正確には、最終回は、3度観たわけですが。
たくさんの伏線があったことに気づきました。
一度観ただけでは、決してわからない伏線です。
随所に、緑川役の木村佳乃さんが登場して、いろいろな表情をみせていました。
最後の決め手となった毒物については、紫ノ宮が、担当していたとか。
吹石さんが、けっこう、浅い回から登場していたとか。

人が人を裁くことについて、改めて考えさせられました。
罪とはなにか。償うとはなにか。
そして、日本では、一度罪を犯した人を許す社会ではないということです。

疑問に残った部分は、2度観ても疑問なので、そこら辺を含めて、続編に期待です。

ドラマ 老害の人

2024-06-29 22:37:04 | ドラマ
録画していたのを視聴しました。
老害とは、周囲を困らせる年輩のことです。
ドラマの主演は、御年87歳の伊東四朗さん。
ドラマ上では、84歳から85歳という設定でしたが。
それにしても、お元気。
台詞を覚えて演技ができるだけで、凄いと思うけれど、主演ですからね。
出演シーンは多いし、台詞は多いし。

ドラマがリアルだなと思いました。
あるあるよねと思いました。
私の年齢的には、登場人物と一致する人はいなかったのですが。
20年後の自分、20年前の自分をみるようでした。
20年後、福太郎のように元気でいられるものか。
人のために動けるか。それが、かえって迷惑をかけることになるかもとか。
20年前、福太郎の娘・明代のように、家族のためにつくしてきたのかとか。
福太郎が同居しているのが、娘家族で良かったよねとか思いました。
娘なら遠慮なく、父親に意見できます。
いろいろな問題を抱えながら、それを少しずつ良いようにと働きかけることができる、戸山家は、良い家族だなと思います。
決して自己中心的ではないですものね。
そんな中、自分がやりたいこと、人の為にやりたいことをやっていくというのも、良いなあと思いました。
最終回では、福太郎が、亡き妻に向かって、「ありがとう。」を繰り返して言うのに、ジーンとしてしまいました。
「もっと生きているうちに、ありがとうと言えれば良かった。」とも言ってました。
ありがとうをちゃんと伝えること、大事だなとつくづく思いました。
それと、ごめんなさいも、言えないとね。

そうでした。コロナ禍を前面に出したドラマ、初めて観ました。
コロナ禍の高齢者って、辛かったですよね。

あるコラムにも書かれていましたが、このドラマは、50~60代にみてもらいたいドラマなのでしょう。その中に入っている私です。