ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

2018春の沖縄旅&じゅごんの里ツアー下見の報告~④伊江島へ

2018年03月10日 | ジュゴンブログ
報告のつづき
 3月3日は伊江島へ


びっくりするほどの大雨
霧がすごくて、船は大丈夫か…
警笛を鳴らしながら船は進んでいきました
船って、旅情気分がアップしますね
しかし、海は見えず

伊江島では、わびあいの里主催の第16回ゆずり合い・助け合い・学び合う会に参加

現在、伊江島ではオスプレイや最新鋭ステルス型戦闘機の訓練導入にあわせて
米軍演習場の機能強化が進められています
その抗議集会として



NHKスペシャル「スクープドキュメント沖縄と核」のディレクターの松尾さんが
アメリカの資料を集め、わかったことを報道した
今後も続けて行きたいと話されました
がんばって報道を続けてほしいです

お話しのあと、雨でデモ行進は中止となりましたが





団結道場など見学しました

学習会では



阿波根昌鴻資料保存活動を続けられている沖縄国際大学の鳥山淳教授から
人は忘れる、それを前提に記録することの重要性のお話がありました。
阿波根さんは膨大な資料を遺されました。
だから私たちはそれらを手にして学ぶことできるのですね。
パネルディスカッションでは、これからどう活かしていこうかということが話し合われました

わびあいの里 ヌチドゥタカラの家 反戦平和資料館
阿波根さんの平和思想がぎっりし詰まっています





『平和な世の中を作るためには、平和な心を育てることが必要です
 平和の心を育てて行きましょう』

余興として、伊江村の小学校児童による村踊りの披露がありました


子どもたちは一生懸命でかわいらしく
伝統を伝えていこうという大人たちの心意気も伝わってきて
ちょっと感動的でした

最後に花こまさんから「餅つき」芸の披露があり、粘り強くがんばろうとアピールがありました

京都から一緒に参加した友人が飛び入り参加

伊江島のわびあいの里の学習会
いつもいつも深い学びがあります

報告はつづく

追記ですー



2002年から阿波根昌鴻資料調査会の調査が始まり
その貴重な資料を役立てていこうと取り組まれてきました。
最初の1冊『真謝日記』が発刊されました
紹介しておきます




2018春の沖縄旅&じゅごんの里ツアー下見の報告~③高江番外編

2018年03月10日 | ジュゴンブログ
報告の続き
アキノ隊員に案内してもらった後、友人に連れられて
高江に住む、Tさんのお家へ


ワンちゃんが出迎えてくれた


ヤギもいた


家の周りに木がいっぱい



庭に薪ストーブがあったので、キャンプファイヤーができると喜んでいたら
Tさんが、薪風呂も造ろうかと考えてるって

薪風呂に浸かって
満天の夜空を見上げたら
宇宙を感じるかな~

オスプレイを間近に見たあと
ここを訪れて、ほっとしました


2018春の沖縄旅&じゅごんの里ツアー下見の報告~②やんばるの森にオスプレイ

2018年03月10日 | ジュゴンブログ
報告のつづき
宜野湾市をあとにして、高江へ

アキノ隊員はやんばるの森で調査活動を続けている
6月に大阪で講演をして頂くので、まずはその打ち合わせ
その後、少し案内して頂きました

「オスプレイを間近に見るのと、全体を見るのとどっちがいい?」とアキノ隊員
「間近で見たい…」と私たち


静かな道路を歩いていくと、突然の轟音
しばらくすると…







木々の真上から、すぐそこにオスプレイがいきなり現れた
驚き、怖くなり、気分が悪くなった
こんなところには住めない…正直そう思った

けれども小学校があり
日々の暮らしがある

高江の住民のみなさん、グアムとの交流を深め
世界から基地を無くそうと頑張っていると教えてもらった
すごいなと思う

戦争の訓練のために
日常の暮らしが壊される
ほんとうにおかしなことが起こっている
人ごとではない

それから展望台に案内してもらうと
そこからはやんばるの森と海が見渡せた

有名なヤンバルクイナやノグチゲラだけでなく
ほんとうにたくさんの生きものがいるんだよ
森の中に入り込み、調査を続けるアキノ隊員は言う
いくつも新種が見つかっているんだって

やんばる高江の森も辺野古の海も自然豊か
森と海はつながっているんだよ

どっちも守ろうね



アキノ隊員の講演会は6月10日です
    詳細は別途ご案内します


報告は続く


2018春の沖縄旅&じゅごんの里ツアー下見の報告~①基地のある街

2018年03月10日 | ジュゴンブログ
毎夏開催しているじゅごんの里ツアー(今年は6/29~7/1)の下見を兼ねて
春の沖縄旅に行ってきました

厳しい現実にやり切れない思いになりながら
ご縁のある皆様との再会や新しい出会いは嬉しく楽しく
沖縄の底力のすごさを感じる
充実した旅となりました

その報告をしていきますね
3月2日は普天間居場所作りプロジェクト
リベラルツーリズムで赤嶺さんにガイドして頂きました。
じゅごんの里ツアーで毎年お世話になっています。
今年も赤嶺さんにガイドして頂きます


赤嶺さんの自宅屋上から、普天間基地を見る
基地と住宅街が密接している、この異常な風景


この日もオスプレイが駐機していた


普天間第二小学校前
この校庭に米軍ヘリの窓枠が落ちてきた…
掲げているのは赤嶺さんが説明のために作られた実寸大の模型


米軍ヘリの部品が落ちてきた緑ヶ丘保育園
屋根に部品が落ちてきたとき、ドーンと大きな音がしたそうだ
1歳の子は、ヘリの音がすると「ドーンドーン」と言って怖がるそうだ


飛ばないでと赤い旗…
ちょうどお昼ご飯の頃、園児たちのわいわいと賑やかな声が聴こえてきて
ほんとうに何ともやりきれない気持ちでいっぱいに…

危険と隣り合わせの日常
続く米軍機事故
いつ子どもたちが事故に巻き込まれるかとお母さんたちはいつも心配している
保護者達が集めた署名は短期間で12万筆以上集まった

しかし、変わらない現実
国は何もしてくれない
米国に日本政府は強く言えない、言わない
米軍ヘリは飛び続ける

私の住む大阪と沖縄の違い
ただ安全に安心して暮らしたいと願っているだけなのに

自分だったらと考えたい