1月22日、第4回ジュゴンオンラインセミナー「PFAS汚染が問うているもの」を開催しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/f0/174e86003f6efba7e6d1c668b8e505e9.jpg)
講師は環境学(水汚染、廃棄物処理など)がご専門の桜井国俊さん(沖縄大学名誉教授、沖縄環境ネットワーク世話人、PFASから市民の生命を守る連絡会共同代表)。
沖縄のPFAS水質汚染の実態、行政や市民の取り組みなどについてお話を伺いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/47/053326beab23f8a5bb333e1b816f7f95.jpg)
PFASとは、PFOA、PFOSなど有機フッ素化合物の総称で、
自然界や体内で分解されにくく蓄積されやすい特徴があります。
腎臓がん、精巣がん、甲状腺疾患など六つの病気との関連が認められています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/76/86eb6cea82f7cd2774bb1e3fba0e192a.jpg)
沖縄では今、PFASのことが大変な問題となっています。
沖縄の低出生体重児の出生率が全国一なのは、PFASが原因の一つとされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/ac/ebf148b6c96926b0b9f6ffeae600bbc1.jpg)
沖縄ではじめてPFAS汚染が新聞報道されたのは2016年。
北谷浄水場の水源の比謝川や大工廻(だくじゃく)川のPFOS汚染についてです。
嘉手納基地が汚染源と思われますが、県の4度の要請にもかかわらず
7年経った今も米軍は立ち入り調査も浄化も拒否しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/10/01762d7ed3f085ba1b8f3bdf5e206cb8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/1b/d1b04f8baf9cc6a4964b2b51324881f3.jpg)
2020年普天間基地からPFASを含む泡消火剤が大量流出した際も、
立ち入りは出来たものの、まともな調査はできませんでした。
汚染源の特定が出来ず原因究明ができないのは、日本に立ち入り調査権のない
日米地位協定が障害となっているからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/81/00c5cec71c2bf93bbfb993c680079ca9.jpg)
有機フッ素化合物から市民の生命を守る連絡会は、県民の健康を守るために、
血中PFAS濃度の調査を県に求めてきましたが、県がなかなか動かないので、
昨年6月から7月にかけて市民による調査を実施しました。
その結果PFOS、PFOAともに全国平均より高い数値が出たのです。
詳しいことは、QAB(琉球朝日放送)のこちらのページをご覧ください。
PFAS汚染 市民団体が実施 血中濃度検査の結果と問題点
沖縄のPFAS汚染の原因は軍事基地ですが、日本の米軍基地の70 % が
沖縄島に集中しています。桜井さんは“矛盾を沖縄にしわ寄せし、
日本政府と本土に暮らす99%の国民のほとんどが知らん振りを
決め込んでいることーこれこそが構造的差別‼”とおっしゃっています。
PFAS汚染も南西諸島の軍事要塞化も他人ごとではありません。
戦争の危機が迫っている現状を変えるために、全国で環境・平和を守る声を上げましょう。
このオンラインセミナーは、あと1か月ほどアーカイブ配信しております。
まだ視聴されていない方はぜひお申込みの上、ご視聴ください。
申し込み方法など詳細はこちらをご覧ください。
第4回ジュゴンオンラインセミナー「PFAS汚染が問うているもの」
ZAN
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/f0/174e86003f6efba7e6d1c668b8e505e9.jpg)
講師は環境学(水汚染、廃棄物処理など)がご専門の桜井国俊さん(沖縄大学名誉教授、沖縄環境ネットワーク世話人、PFASから市民の生命を守る連絡会共同代表)。
沖縄のPFAS水質汚染の実態、行政や市民の取り組みなどについてお話を伺いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/47/053326beab23f8a5bb333e1b816f7f95.jpg)
PFASとは、PFOA、PFOSなど有機フッ素化合物の総称で、
自然界や体内で分解されにくく蓄積されやすい特徴があります。
腎臓がん、精巣がん、甲状腺疾患など六つの病気との関連が認められています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/76/86eb6cea82f7cd2774bb1e3fba0e192a.jpg)
沖縄では今、PFASのことが大変な問題となっています。
沖縄の低出生体重児の出生率が全国一なのは、PFASが原因の一つとされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/ac/ebf148b6c96926b0b9f6ffeae600bbc1.jpg)
沖縄ではじめてPFAS汚染が新聞報道されたのは2016年。
北谷浄水場の水源の比謝川や大工廻(だくじゃく)川のPFOS汚染についてです。
嘉手納基地が汚染源と思われますが、県の4度の要請にもかかわらず
7年経った今も米軍は立ち入り調査も浄化も拒否しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/10/01762d7ed3f085ba1b8f3bdf5e206cb8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/1b/d1b04f8baf9cc6a4964b2b51324881f3.jpg)
2020年普天間基地からPFASを含む泡消火剤が大量流出した際も、
立ち入りは出来たものの、まともな調査はできませんでした。
汚染源の特定が出来ず原因究明ができないのは、日本に立ち入り調査権のない
日米地位協定が障害となっているからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/81/00c5cec71c2bf93bbfb993c680079ca9.jpg)
有機フッ素化合物から市民の生命を守る連絡会は、県民の健康を守るために、
血中PFAS濃度の調査を県に求めてきましたが、県がなかなか動かないので、
昨年6月から7月にかけて市民による調査を実施しました。
その結果PFOS、PFOAともに全国平均より高い数値が出たのです。
詳しいことは、QAB(琉球朝日放送)のこちらのページをご覧ください。
PFAS汚染 市民団体が実施 血中濃度検査の結果と問題点
沖縄のPFAS汚染の原因は軍事基地ですが、日本の米軍基地の70 % が
沖縄島に集中しています。桜井さんは“矛盾を沖縄にしわ寄せし、
日本政府と本土に暮らす99%の国民のほとんどが知らん振りを
決め込んでいることーこれこそが構造的差別‼”とおっしゃっています。
PFAS汚染も南西諸島の軍事要塞化も他人ごとではありません。
戦争の危機が迫っている現状を変えるために、全国で環境・平和を守る声を上げましょう。
このオンラインセミナーは、あと1か月ほどアーカイブ配信しております。
まだ視聴されていない方はぜひお申込みの上、ご視聴ください。
申し込み方法など詳細はこちらをご覧ください。
第4回ジュゴンオンラインセミナー「PFAS汚染が問うているもの」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_uru.gif)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます