7月6日~8日、2泊3日のツアーがはじまりました。
台風だった去年とは、うって変わって、とても良い天気

今までのツアーでは、那覇から名護まで、高速を使って移動していたのですが、
今年は、基地の現実を知るために、地道を走ることにしました。
空港→山下(軍港)→真嘉比・天久→キンザー→大謝名→沖国前→美術館
というルートを取りました。

宜野湾市の沖縄国際大学です。2004年に普天間基地所属のヘリが墜落。
焼け焦げた木が記念碑になっています。

事故のことを記した説明板。
米軍があたりを閉鎖し、地元警察さえ中に入れなかった。
近くの民家に、プロペラの一部が飛び散って、あわや大惨事でした。

壁の一部が、保存されています。
事故をわすれないように。

道一つ隔てて、マンションなどが立ち並んでいます。

普天間基地のフェンス沿いにある
佐喜真美術館。
基地に取りこまれた、土地を取り戻して建てられました。

まず、屋上に上がって基地を見学。

そして、スタッフが普天間基地のことを説明しました。
訓練回数は、どんどん増え、周辺の住民は騒音と事故への恐怖にさいなまれています。
オスプレイの配備など、とんでもないことです

先祖代々のお墓が基地の中に囲い込まれて、自由に墓参することもできません。

この広大な基地が一刻も早く返還されて、住民の手に戻りますように。

佐喜真館長さんに、ジュゴンマスコットをお渡ししました。
喜んでくださって、うれしいです

館長さんが、戦前の宜野湾がどんなところで、米軍が来てどうなったのかや、
美術館の成り立ちなど、色々お話ししてくださいました。

みんなで記念撮影。
ありがとうございました

美術館を出た後は、瑞慶覧→北谷→砂辺→防衛局前→読谷→仲泊→石川インター→許田→名護
というコースを取りました。嘉手納基地のそばの砂辺あたりでは、
基地の外に米兵用の住宅があるのですが、地元の人が入居している
公営住宅が随分古くなっているのと対照的に、豪華な家並みが続いていました。

読谷付近で、たくさんのショベルカーを発見。
何の工事かと思うと「不発弾処理」の看板が。
沖縄では、今も戦争が終わっていないのだと実感しました。
つづく・・・

ZAN