ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

10/23辺野古新基地建設ストップ⚡連続5日集中行動と10/24辺野古抗議船

2019年11月03日 | 活動報告
あつまれ辺野古 - 500人集中行動実行委員会の呼びかけで、
10/21-25辺野古新基地建設ストップ⚡連続5日集中行動が取り組まれ、
3日目(10/23)の行動に参加してきました。


この日は、早朝にダンプが構内へ入ろうとしたのを市民が阻止した後、
ダンプの侵入や土砂搬入の気配はなく、ゲート前で基地NOのデモをしたり、
リレースピーチなどをしました。たくさんの人が集まっています。
沖縄は、まだまだ夏。暑い中のスタンディングですが、
救護スタッフの皆さんがいらっしゃるので心強いです。


安和桟橋の仮置き場に積み上げられている赤土。


カヌーチームのみなさんも、待機されていました。
お天気が良くて空も海がとてもきれい。
本部の山から赤土が削られて辺野古へ運ばれていくのが、とても悔しいです。

この日は、1日工事を止めることが出来ましたが、
いつ搬入があるかもしれないということで、
徹夜で座り込みを続けるスタッフの方たちもいます。
本当にお疲れさまです。


翌24日は辺野古へ。
抗議船の平和丸に乗せていただきました。


このあたりは、沖縄島最大級の海草藻場だったところ。
海草を食べるジュゴンは、このあたりから姿を消してしまいました…。

ウミガメが船の横をすいっと泳いで行きました!
ジュゴンと同じく海草を食べるウミガメは、まだやってきています。
というのも、ウミガメは産まれた浜に卵を産みに来るからなのです。
辺野古に戻ってきたウミガメは、出来てしまった護岸に困惑していることでしょう。
どこかで、無事に産卵できるのでしょうか?
こんな状態が続けば、だんだん来なくなってしまいます。


この日は、K8護岸でテトラポッドの設置、K9護岸で土砂の陸揚げ作業が行われていました。
K9もK8も桟橋ではなく護岸です。
桟橋として使う場合は、変更を沖縄県知事の承認が必要ですが、
防衛局は、承認を得ずに目的外使用をしています。


抗議船から船長の牧志さんが、海上保安官や建設作業員に
「一生懸命カヌーを漕いで抗議している仲間は皆さんと同じ一般の市民です。
沖縄県民の持っている人権、そして日本国民に補償されている表現の自由を
私たちは行使しています。日本国憲法は不断の努力により、
一般民の日常生活に置ける努力により維持されるということを前文に書いてあります。
私たちは、そのことを身をもって行っています。」と呼びかけ、
船に乗っている参加者も
「作業をやめてください」「こんなきれいな海を壊さないで」
と、呼びかけました。


カヌーチームが、海上保安官のゴムボートに乗せられて、
松田ぬ浜(辺野古の浜)まで、カヌーが曳航されます。
すぐに抗議行動に戻れないようにと、ゆっくりゆっくりと
カヌーで20分ぐらいのところを、倍以上の時間をかけて浜に戻ります。
その間、カヌーチームのメンバーが海上保安官に話しかけ、
工事を止めましょうと説得したりするそうです。
中には、しっかり話を聞いてくれる海上保安官もいるそうですよ。

台風21号の影響で、少し波が高かったけれど、
お天気が良く、海が本当にきれいでした。
この工事がなければ、どんなに清々しいことでしょう。


松田ぬ浜とキャンプシュワブを分断するフェンス。
この境界、分断がなくなることを願います。


浜のテント村にも行き、ジュゴンの折り紙を渡してきました。

San Quentin Prison というアメリカの刑務所の折り紙クラスで、
インストラクターをされているジュンさんという方が
テント村を訪問され、その際ジュゴンの折り紙をたくさん手渡した
ということを相馬由里さんからお聞きしました。
ジュゴンと折り紙が日米をつなぐ架け橋のひとつになるといいですね。


今年のじゅごんの里ツアーで、手渡したバナーです!


午後は、シュワブゲート前へ。


こちらも、ダンプによる土砂搬入はなく、演芸会が開かれています。


「月桃」「辺野古旅情」「喜瀬武原」など、海勢頭豊さんの歌も、
次々と歌われました。

連続5日集中行動が行われた10/21-25は、連日大勢の人が集まり、
安和でも辺野古でもダンプの搬入はなく、工事が止まりました!
皆さん、本当にお疲れさまでした。

今週に入り、防衛局は先週の遅れを取り戻そうと、
安和・塩川、辺野古での作業を強行しています。
座り込みの皆さんが、必死に作業を止めようとがんばっています。

全国で声をあげて、ジュゴンの海を守っていきましょう。

ZAN

10月のじゅごん茶話会の報告です~31日(木)にひらきました

2019年11月02日 | ジュゴンブログ
こんにちは
10月31日にひらいたじゅごん茶話会の報告です
初参加者さんに、遠方から、お久しぶりの方などが集まりました
今回もいろいろと準備しました




最初は辺野古の近況をお伝え
新聞記事などから
辺野古で崖崩れ 弾薬庫付近、高さ30メートル 2019年9月17日琉球新報

オスプレイ普天間配備7年 協定時間外の夜間飛行増 2019年10月1日 琉球新報

「多数の園児が空を見上げ、数名が耳をふさぐ」 
普天間飛行場近くの保育園で防衛局職員が記録したこと 2019年9月27日 琉球新報


辺野古 工期と工費再試算へ政府、軟弱地盤対策で 2019年9月30日朝日新聞

沖縄ジュゴン「絶滅可能性高い」 辺野古環境監視委の専門家指摘 広域調査求める
2019年10月13日琉球新報


IUCNが沖縄本島北部を視察 世界自然遺産登録の判断材料に 2019年10月7日 琉球新報

2019年10月 辺野古・大浦湾一帯が「日本初」のホープスポット(Hope Spot)に認定!

などなど
辺野古の工事が始まってから行方不明のジュゴン、いったいどこへ行ったのでしょう…
国の天然記念物で、絶滅危惧種なのに、調査しないなんておかしいですね
辺野古・大浦湾がHope Spot(希望の海)に認定されました
貴重な海だということがまた新たに認められ世界に発信されたんですよー

OKINAWA じゅごんを救え!大騒ぎキャンペーン!実施中!! ⇒ ハガキを送ろう
ホープスポット(Hope Spot)を支援する署名 ⇒ こちらから
みなさまもどうぞご参加ください

「国際的なつながりすごい、つながっていくこと重要ですね。元気が出ます」との感想がありました

続いて、沖縄へ行って来たばかりのメンバー、Yさん、Kさんからの報告を聴きました




Yさんは、抗議船に乗っていたとき、ウミガメを何度も見たそうです。
ウミガメは生まれた浜に、産卵しに戻って来るそうです。
戻ってきたら、護岸で浜にたどり着けない、、、

辺野古漁港の突堤の先、龍宮神が祀ってあります




安和桟橋(土砂搬出場所)での行動に参加してきたKさん
埋立の土砂の搬出を少しでも遅らせようと、蛇口のせんを閉めるようにと
座り込んだり、アクションしたり頑張ってられる方々
一緒に参加した70代の方が、同年代の方たちが頑張っているのを見て
まだまだ私たちも!と触発されていましたと教えてくれました
違法な赤土が積まれている、、、

美しく清らな海で起こっている現状には、ほんとうに胸が痛みます
どうして、、、と思わずにはいられません


お茶タイムは、お土産のちんすこうや差し入れのお菓子など盛りだくさん

後半の学習タイムに、水俣を巡る現状や脱原発の資料を準備していましたが
それは次回に!

話題はひろがり、いろいろゆんたく(おしゃべり)をしました

世界中では、気候危機に若い世代が声を挙げ、行動をはじめ
香港でも自由を求めてがんばっている
自分たち、次の世代の未来のために
どの世代もそれぞれのできることをして行けたらと思います

今起こっていることとしっかり向き合い
地球規模で考え、自分のいる場でできることを

「結果ではなく、どう闘ったかだよ」という大先輩の言葉を学びながら
1つ1つ行動していきたい
心を平和にしていきたい

次回は  11月21日(木)14時~です
その次は 12月19日(木)14時~です