散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

再び庭模様続き

2008-06-16 19:06:01 | 植物、平行植物
今日も庭模様報告。
はっきり言って最近頭があまり巧く回っていないので、文章を綴るなんて事は出来なくなってきている。それで簡単な庭報告でお茶を濁そうというわけなのだ。(いつも同じか。。。?)

ギボウシもいまや7種類ほどに増えた。
ナメクジやカタツムリにご馳走を用意しているも同様なのは承知の上で集めてしまった。
特にやわらかい葉のギボウシはぼろぼろに食い荒らされて、一輪の花も咲かないことがある。
もちろん私は春先にギボウシの新緑を山菜”ウルイ”としていただいたのだから、ナメクジ、カタツムリと同罪かもしれない。





友人の庭で増えて困った月見草の根を食べて見たくて(又食べる話で恐縮)幾つかもらった事があったのは去年のことだ。その根っこを一つ残して土にいけておいたのは去年の事だ。
そして今年咲いた。なんと美しい色なのだろう。
そして懐かしいような光景を呼び覚ます香り、狭い箱庭の中で窮屈そうだが、我慢してもらうしかない。その隣にはシキンカラマツが紫色の粒粒を膨らませて間もなく花びらを開こうと準備している。
左に顔を出すのはClairだ。この薔薇色は今ひとつ好みでないのだったが、我庭の一員ともなれば可愛くなってくる。




私の箱庭もそろそろ限度かなと思うのだが、それでも鼻歌歌いつつ、緑の鉢をせっせと連れ帰る。其の上今日などは友人から一鉢の薔薇を委託された。
友人が先日青空市に出かけていると、いきなり雨が降り始めて雨宿りをしたのだそうである。その店先が花屋だったらしい。雨脚が遠のくまでの暇つぶしに周りを見回すと、"薔薇”が矢張り雨宿りをしていたらしい。"雨宿り仲間”のよしみでつい一緒に帰ろうかという話がとんとんとまとまり、その挙句私が紹介されたという経緯だ。
私は面識の無いこの薔薇と挨拶を交わして間もなく仲良くなれそうな予感があった。
名前はMariatheresiaという。咲きたての色はピンクが濃いものの、時間が経つにつれて薄い薄いサーモンピンクに変わってゆくところが魅力的な薔薇である。すこし小振りな花が一つ欲しいと思っているところであったからとても嬉しい。(友へ感謝。。。又雨宿りには花屋の軒先を借りてください。)




Mariatheresia -Tantau 2003年-




※メモ

本日9月に展覧会の予定を急遽二つ決定。
9月06日 ミュンスター  Galerie Pohlkoetter
9月19日 メーアブッシュ Galerie Moenter