日曜日の昼前に友人のかかわった音楽家と美術家のコラボレーションを覗きに行った。
郊外にある古い教会だった。
音楽家(コンポニスト)と二人の美術家が半年ほどかけて互いの製作にインスピレーションを与え合ったのだそうだ。
面白い作業だと思うが、そう簡単ではないなあと演奏を聴きながら思った。
これが最終的な結果ではなく、過渡的な報告としての発表であったなら今後に期待したい。
音楽を見つめ、美術を聴くこと。。。
忘れ去られて朽ち果てそうな教会の壁に残る時の足跡をたどる。
一日だけ新しい干渉を受けた空間はこれからどの様に変化するのだろう?
たまに太陽が覗く雲の多い空模様の下、風が冷たくもうほとんど深秋の身支度で歩いた。