できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

どうするのか空き施設?

2009-11-04 08:01:00 | アート・文化

昨日、先週土曜日と、比較的続く形で、大阪市内のある人権文化センターの会議室を借りて、仲間の研究者たちと研究(学習)会や今後の活動の打ち合わせなどをしました。

なかには青少年会館条例がなくなる前から、大阪市内の中央青年センターや、昨日とは別の人権文化センターを使って活動している研究会もあるのですが。だから、人権文化センターほか大阪市内の地区内拠点施設の問題では、私も仲間の研究者たちも、利用者のひとりです(笑)

さて、昨日使った人権文化センターには、エレベーターのなかに「市民交流センター」への移行にむけて、従来どおりの貸室予約手続きは3月末まで、それ以降はまだ未定という趣旨の貼り紙がしてありました。

また、そこの人権文化センターは新たに「市民交流センター」として、隣にあるもと青少年会館に移るという趣旨の説明も書いてありました。

ただ昨日、仲間の研究者と言っていたのは、「じゃあ、この人権文化センターの建物はどうするねん?」ということ。

「更地にして売るんか?」「この不景気に買い手あるんかいな?」「別目的の施設として利用するの?」「いや~、どうなるんかな~?」等々、いろいろ話をしたのですが。

なかなか、こうやって質問攻めにあうと、まるで自分がこの問題担当の大阪市役所の職員のような気分でした(苦笑)。

でも、昨日は九州や四国など他の府県から来ていた他大学の研究者もいたのですが、彼らから見れば、「なぜこういう話になるのか、理解できない」とのこと。

特に「市民交流センター」設置やそこへの分散した各施設の機能集約、指定管理者制度の適用、ここまではまだわかるとして、「余った施設の使い方や整理のしかた」について、全然方針すら見えないことが疑問だと言いますね。

そこはほんと、どうする気なんでしょうね?

余った施設の有効活用をぜひ、地元の人たちと行政との間で、おおいに論じてほしいものです。

ちなみに、土曜日や日曜日、祝日の利用者が多いその人権文化センターを、同じように土日や祝日の利用者が多いもと青少年会館とくっつけたら、市民の利便性という面から見ると、「使い勝手悪い」でしょうね。貸室が土日・祝日だととりあいになりますから。

私たち就労・就学中の者は、平日の昼間、職場や学校にいます。だから休暇でもとらない限り、平日の昼間に「市民交流センター」のようなところになかなか顔は出せません。逆に平日の夜とか、土曜日、日曜日、祝日の利用が、「使いたいときにすぐ部屋をおさえられる」みたいな感じで柔軟にできないと、ものすごく困ります。

だから、土曜日・日曜日や祝日の利用状況を前提にして、余裕をもった施設運営ができるようにすること。そうしておかないと、就労・就学中の人もたくさん関わって、本当に設置目的に沿って住民の活動が活性化しはじめたら、今の建物だけだと「市民交流センター」はきっとパンクすると思うんですけどね。

そのときにはぜひ、今は余ったと言われてる施設も活用できるようにしてほしいです。

まあ、もっとも、「余った施設も使わせろ!」というくらいに、今後、地区内外での住民の諸活動を活性化しなくちゃいけませんが。

※またケータイからの投稿です。あとで文章を適宜なおします。

※先ほど、パソコンから文章を直しました。やっぱりケータイからの入力だと、改行や句読点の打つ場所など、変なところがありますね(2009年11月4日、夜6時20分)。

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