おはようございます。今日は日曜日、いつもどおり今朝のキラキラプリキュアアラモードの話から。
まず、先週、古のプリキュア・ルミエルから新アイテム・キラキラルクリーマーを受け取ったプリキュアたち。そのルミエルが敵・ノワールたちと対決したときが、いまから約100年前だということが冒頭で語られます。
また、ノワールのしもべをやめたビブリーが、なぜか、プリキュアたちのパティスリー(キラパティ)を手伝っています。まあ、ひとりぼっちのビブリーですから、きっと誰かといっしょにいたいんでしょう。そのビブリーの顔が青白い状態(ノワールのしもべのとき)から、今週からクリーム色に近い感じになっているのに気付いた人、何人いるかな? あと、ルミエルの居た頃に、さみしさから、ビブリーはノワールのしもべになってしまいます。だから見た目は十代の女の子でも、ビブリーの実年齢は100歳+αということもわかってしまいました。
さて、先週からキラキラルクリーマーとセットで使われるようになったプリキュアの結晶が、そこからさらに今週、動物になってしまいました。ちょうどキュアホイップの結晶がウサギ、キュアカスタードの結晶がリス・・・という具合にです。その動物たちが、今後の物語の展開につながっているようです。
というのも、今週は新たな敵として、ノワールは自らのしもべ・ディアブルをプリキュアたちのところに送りこみました。ディアブルはかつて、ビブリーを孤立に陥れた闇の魔物。オオカミのようなかっこうをしています。人々の喜びや楽しさ等々から生まれるキラキラルを食って、闇の力に変えて、人々を仲たがいさせていくような、そんな存在です。
先ほどのその動物たちは、このディアブルの居所がわかる様子。ディアブルは闇に隠れてプリキュアたちを攻撃するんですが、この動物たちはディアブルの居る所に気付き、突進していきましたので(でも、すぐに倒されましたが)。
それと、今週はあらためてプリキュアたちが、ディアブルの登場を前にして、自分たちがスイーツをつくり続けることの意味を考える回になりましたね。
スイーツはもともと、人が生きていくために必要な栄養分をとるという点では、余計な食べ物かもしれない。また、スイーツに人々の喜びや楽しみをこめてキラキラルいっぱいにしても、ディアブルが次々にそのキラキラルを食って、闇の世界をつくりだしてしまう。そんななかで、自分たちがスイーツをつくっていることの意味って、なんなのか??
結局、キュアホイップが見つけたとおり、どれだけ世界が闇に染まっても、その闇からもう一度、キラキラルいっぱいの世界をとりもどすために、スイーツを作りつづけるってことになるわけですが。
・・・こういうところが、プリキュアらしさですね。
過去にも、たとえば「幸せのメロディ」の書いた楽譜から音符がすべて消え去ったら、もう一度、白紙になった楽譜に、自分たちが「幸せのメロディ」を書きこむって、スイートプリキュアの4人組は考えたわけですが・・・。あの話を今回、キラキラプリキュアアラモードの6人の話で思い出しました。
こんな感じで、どれだけ世の中が真っ暗闇になっても、自分たちのできるところからなにかやって、明るさを取り戻していく。これが、プリキュアの物語のなかでいちばん大事にしていることなんだなあ・・・って、今回もあらためて思いました。
それにしても・・・。ひとまず、プリキュアのなかでも、キュアパルフェ=きら星シエルのスイーツの店を手伝うことになって、今回のお話は終わりました。次回以降、ビブリーはキュアパルフェを中心に、プリキュアたちとどのようにかかわっていくんですかねぇ。新たなプリキュアになるのか、それとも、「プリンセスプリキュア」に居たゆいちゃんのように、プリキュアのサポーターでずっと過ごすのか。そして、10月末公開の劇場版にもビブリーは登場するのかどうか。いろいろとビブリーの役回りが気になるところです。