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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

もう2月。あしたから新シリーズ放送開始ですが、1月29日のプリキュアの話です。

2023-02-04 08:22:09 | プリキュア話

気付けばもう節分を過ぎて、今日は2月4日、立春ですわ。あした2月5日(日)から新しいプリキュアのシリーズがはじまりますが、まだ1月29日のデリシャスパーティプリキュアの最終回のこと書いていなかったので、今日のうちに書いておきますね。まあ、結論から先に言えば「プリキュアらしい最終回」だったのですが。

まず、前回(1月22日)のブンドル団のボス・ゴーダッツ(=クッキングダムの親衛隊長・フェンネル)とプリキュアたちとの最終決戦がどうなったか。最終回はそこからはじまります。巨大招き猫の力で、キュアプレシャス=ゆいちゃんが、ゴーダッツの幼い頃の心をつかまえる。そして幼いゴーダッツの心に、キュアプレシャスが「フェンネルさんの笑顔が見たい。きっと師匠のジンジャーさんも同じ。おむすびどうぞ」と語りかけます。そして、ゴーダッツはキュアプレシャスからおむすび(おにぎり)を受け取って食べます。すると、ジンジャーの笑顔が見えます。「あたたかい…」とゴーダッツが言ったとき、レシピボンが再び開いて、世界中の料理の妖精たちが復活。この地球上の料理がすべてもどります。これで、最終決戦の部分はおわりですね。「敵を倒すのではなくて、改心させる」というのが、例年のプリキュアの終わり方ですが…。

そのあと、世界中の料理が復活したことを祝って、プリキュアたちの暮らす「おいしーなタウン」のお祭りが行われます。らんちゃん=キュアヤムヤムは、実家のラーメン屋の配達に大忙し。あまねちゃん=キュアフィナーレも、双子の兄たちとともに、実家のパフェの売り出しで忙しい。そしてここねちゃん=キュアスパイシーも、実家のレストランがイースキ島と提携して売り出しているピタパンの販売をやってます。ゆいちゃんのなごみ亭も、ベジタブル丼をいろんな人に食べてもらおうとがんばっています。そのゆいちゃんの弁当販売を、たくみくんが手伝っています。プリキュアたちはみんな、大忙しです。そして、そんなプリキュアたちに刺激されて、妖精のパムパムたちが「おいしーなタウン」の巨大招き猫をおしゃれに飾りつけます。

他方、マリさんは「みんなの笑顔を記憶にとどめておきたい」といって、「おいしーなタウン」のなかをまわります。パムパムたちエナジー妖精といっしょに、もうそろそろ、クッキングダムに戻る時期が近づいています。だから「思い出を心に刻んでおきたい」といって、マリさんは「おいしーなタウン」のなかをまわります。

そんなマリさんやプリキュアたちに、たくみくんの父・モンペイさん(=クックファイターのシナモンでもありますが)は、「クッキングダムに出かけておいで」と声をかけます。

そこでモンペイさんも含めて、みんなでクッキングダムに行くと…。こちらはこちらで、王様たちを中心に、レシピボンを取り戻すことができたことのお祝いのパーティがはじまっています。また、王様はシナモンにあらぬ疑いをかけたことを謝ります。また、あらためてシナモンとマリさんに、クッキングダムのスペシャルデリシャスストーン2つを託します。そして王様は、シナモン=モンペイさんに、人間の世界で家族と暮らすことを許します。そのあと王様は、プリキュアとブラックペッパー=たくみくん、そして3人のエナジー妖精に、レシピボンを守ってくれたことへの感謝を伝えます。

さて、いよいよクッキングダムでのお祝いパーティがはじまりますが…。なぜか巨大ケーキのろうそくがつけられません。そこでプリキュアたち4人が変身して、自分たちの技・パーティキャンドルタクトでろうそくに火をつけます。それでお祝いパーティが盛り上がります。そのパーティでは、スピリットルのロボットが「ごはんはよいもの」といって、人々に食べ物を配っています。また、コメコメ・パムパム・メンメンの3人のエナジー妖精も、子どもの姿から少し大きくなった姿に変わります。

他方、クッキングダムの牢屋に入っているセクレトルは…。「罪を償って、働く」といいます。また、食べものの好き嫌いがひどかったナルシストルは、「イチゴなら食べる」とか「自分でがんばっておいしいものをつくる」とか言います。そしてマリさんは、牢屋にいるフェンネル(=元・ゴーダッツ)に「最後まであなたのことを見届ける」といって、食事を届けます。こうやって、かつて敵だった存在に「改心」の機会を与えていくのも、プリキュアシリーズならではですね。

そして、マリさんはクッキングダムの草原にプリキュアたちを集めます。昔、伝説の戦士プリキュアがどういう人たちなのか、この草原でよく考えたこと。大変な使命をプリキュアたちに任せたのに、それが言えなくて申し訳ないこと。でも、この間、とても幸せだったこと。プリキュアは強くて美しい存在で、私の想像を越えていたこと。プリキュアたちみんな、ありがとう。そして、最後までフェンネルを信じてくれてありがとう。そんなことを、マリさんはプリキュアたちに伝えます。

これに対して、ゆいちゃん=キュアプレシャスは、こんなことを言います。自分はプリキュアになれて、仲間に出会えて、自分に自信がもてるようになったこと。これからも「ごはんは笑顔」を守りたいということ。パムパムやメンメンはそれを聴いて、「みんなと離れたくない」といいます。でも、コメコメは「かわしたことばから、思いをずっと受け止めていく」といいます。そのとき、ゆいちゃんはコメコメを抱きしめます。「コメコメといっしょに食べたものの味、絶対に忘れない」と。

そうゆいちゃんが言ったとき、プリキュアたちは「おいしーなタウン」に戻ります。ゆいちゃんはたくみくんとおむすび(おにぎり)を食べますが…。ゆいちゃんは「おむすびは、つくる人の思いをむすぶ」と言い、「全世界の招き猫と会いに行きたい」と、たくみくんに伝えます。「ええ?オレとか?」とちょっと動揺するたくみくんに、ゆいちゃんは「仲間のみんなと」と伝えます。そのあと、他のプリキュアたちが「いっしょに買い物に行こう」と誘いにきます。そのとき、ゆいちゃんのおばあさん・よねさんの姿も描かれます。

こんな感じで、まさに「ハッピーエンド」で今のシリーズのプリキュアが終わるのですが…。そのあと、CMをはさんで、新旧プリキュアの引き継ぎが行われます。まずはCMの時点で、来週からはじまるプリキュアの主役・キュアスカイのアイテムが売り出されることが告知されます。そのあと、もう一度クッキングダムに行こうとするプリキュアたちが、なにかメモをしようとするときに、キュアスカイが現れて「これで書いて」とペンを渡します。こんな感じで、プリキュアの新旧引継ぎも行われました。わりと自然なかたちでの新旧引継ぎですね。ちなみにキュアスカイ、例年のピンク系ではなく、水色系のプリキュアです。

ということで、あしたからは新シリーズのプリキュアがはじまります。引き続き、このブログで毎回の感想などを書いていきたいと思います。


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