できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(3月6日)のプリキュアの話です。

2022-03-06 17:56:39 | プリキュア話

今日は3月6日(日)。いつものように日曜日なので、朝からプリキュアと仮面ライダー見て、部屋の掃除をして…。昨日なんとか1本原稿を仕上げたので、今日は「休養日」にして、ゴロゴロして過ごしました。あしたからまた次の原稿を仕上げるのと、学内のネット会議が続くので、パソコンに向かう日々に戻ります。

でも、先日も書きましたが…。「戦争のない平和な社会だからこそ、アニメや特撮が楽しめる」んですよね。一日も早くウクライナとロシアの人々に、そして他の戦争が起きている地域の人々に、平和な日々が訪れることを願ってやみません。そしてウクライナとロシアの子どもとその周囲のおとなたち、他の戦争が起きている地域の子どもと周囲のおとなたちが、アニメや特撮を楽しめる日々が来ること。そのことを強く願います。

もうひとつついでに。このウクライナとロシアの戦争のどさくさにまぎれて、日本を「戦争の出来る国」「核兵器の持てる国」にますます近づけようとするアホな政治家と、そのとりまきたち。「ええ加減にしなさい! あんたらは、とっととお家に帰りなさい!」と言っておきます。「子どもとおとなが安心してアニメや特撮を見ることができる社会を全世界に広げること。そのために日本の政治家とそのとりまきは働け!それが平和憲法のある国・日本の大事な仕事やないか!」と思います。

そのことを先に書いて、今日のプリキュアの話に戻ります。

さて、先週から水色系のプリキュア・キュスパイシー(ここねちゃん)が、妖精パムパムといっしょに変身できるようになりました。これでピンク系のプリキュア・キュアプレシャス(ゆいちゃん)と妖精コメコメのコンビとあわせて、プリキュアは2人ですね。

ただ、いままで友達づきあいをあまりしたことなく、ひとりで過ごしていたここねちゃんが、ゆいちゃん、さらにはプリキュアたちのたたかい方にアドバイスをおくるマリさんとどうつきあうのか。その人間関係づくりのお悩みがどうしても生じます。「マリさんやゆいちゃんと仲良くしたいのだけど、仲良くするほうほうがわからない…」というのが、いまのここねちゃんのお悩み。そのお悩みが、今回のプリキュアのテーマそのものです。

それから…。この調子だと、黄色系のプリキュアが登場するまで、まだもう少し時間がかかりそうですね。先に次回予告の話をしておくと、来週はプリキュアたちの通うおいしーなタウンの中学校で、家庭科室に「怪物」がでる話の様子。また、エビフライのことがそこに絡むようですね。「どうやらあの子が黄色系のプリキュアになるのでは?」と思う女の子(服装が黄色系なので)は、常に今も出ているのですが…。

あと、去年の「トロピカルージュプリキュア」の続きで、今年の「デリシャスパーティプリキュア」も、子どもたちにコスメを売り込みたい様子です。ここねちゃんがコスメに詳しくて、今日もマリさんやゆいちゃんにコスメショップ(プリティホリック)で、リップをすすめる場面が描かれていました。また、エンディングの場面でも、ここねちゃんがマリさんにおすすめのリップをもってきたり、ゆいちゃんにリップを塗ったりするシーンがありましたね。

では、本筋の話に戻ります。ここねちゃんの家にパムパムがいっしょに暮らすようになり、ここねちゃんがパムパムのお世話をするのですが…。ここねちゃんはどうやら「友達とのつきあい方」なんて本を読んでます。パムパムは「そんな本を読まなくても、普通に一緒に遊んだら?」というのですが、ここねちゃんは「ふつうってなに?」という感じ。他方で、ゆいちゃんの家では、マリさんが「どうもここねちゃん、私(マリさんのこと)を避けてるみたい」と不安そうにしています。

中学校への朝の登校時、ここねちゃんはゆいちゃんを見かけるのですが、声がうまくかけられず固まってしまいます。ゆいちゃんは幼馴染の拓海くんとしゃべっていたりします。そこで本に書いてあったとおり「下の名前で友達を呼んでみる」を実行しようとするのですが…。ここねちゃんはうまく言えません。でも、ゆいちゃんの方から逆に「マリさんが行きたがってるお店(=それがコスメショップのプリティホリックですが)に、ここねちゃんもいっしょに行こう」と声をかけられます。

さて、実際に3人でコスメショップに行って、マリさんに「ここねちゃん」と呼びかけられて、ここねちゃんは固まってしまいます。他方で、ゆいちゃんは欲しいものがある様子。また、ここねちゃんに「ゆいちゃん」って声をかけてもらって、ゆいちゃんは大喜びです。そして、ゆいちゃんは今までメイクにはあまり興味なかったようですが、ここねちゃんに「うすいピンクのリップはどう?」と勧められて、興味が出ます。マリさんは「ほしものが多すぎて、一日で選べない」と。

そんなとき、ゆいちゃんが「おなかがすいた」というので、みんなで「ハートフルグミ」を食べます。それでも「もっと、おなかがすいた」というゆいちゃんが、「私の家出で野菜スープつくろう!」と提案。3人はゆいちゃんの家に行きます。

ゆいちゃんの家では、定食屋さんを営むゆいちゃんの母が、手際よく野菜スープづくりの役割分担を決めていきます。ゆいちゃんはじゃがいもの皮むき、ここねちゃんはにんじんの皮むき、マリさんは妖精さんの相手…。

だ、ここねは初めてにんじんの皮むきをする様子。どうやら有名料理店の一人娘なので、家では専属シェフが料理をしてくれるのだとか。そこで、ゆいちゃんの母親がにんじんの皮むきの方法を教えます。ただ、皮をむき過ぎてにんじんが細くなってしまいますが…。その細くなったにんじんを、ゆいちゃんがかじって食べてしまいます。どうやらゆいちゃん、過去にたくさんにんじんの皮むきをして、そのときから生のにんじんをかじって食べるのが好きになったようです。

他方、マリさんは「私のことを避けているかも…」と思って、パムパムとコメコメの妖精さんの相手をすることにしたのですが、その話をここねちゃんが聴いてしまいます。

そんなときに、野菜のレシピッピをうばいとるために、野菜スープ専門店にブンドル団のジェントル―が現れます。一度に4つの野菜のレシピッピをうばいとったので、今回ジェントル―が出してきたウバウゾーは強力です。どうやらブンドル団のボス・ゴーダッツが野菜スープが好きで、そのボスのご機嫌をとるために、野菜のレシピッピをうばいとりに来たようです。

当然、プリキュアとマリさんたちは野菜専門店のところにかけつけ、マリさんがデリシャスフィールドを出し、ゆいちゃんはキュアプレシャスに、ここねちゃんはキュアスパイシーに変身して、ウバウゾーとたたかいます。ただ、スパイシーがひとりでウバウゾーに突撃し、たたかいを挑もうとします。

「2人いるから力をあわせて」「なにをあせっているの?」と聴くマリさんに、キュアスパイシーは「みんなに嫌われたくない。でも、友達に話しかける方法しらない」「こんな私じゃ嫌われる」と。そんなキュアスパイシーに、キュアプレシャスは「大丈夫だよ!私たちは友達、失敗しても嫌いじゃない」と。マリさんは「あなたには、あなたの持ち味がある」と伝えます。

するとキュアスパイシーはなにかに気付いたようで、「ピリッとサンドプレス」という自分の技で、ウバウゾーを挟み込みます。「みんなでおいしい野菜スープが食べたい」と思うキュアスパイシーは、ウバウゾーを挟み込んだ状態で、キュアデリシャスに攻撃を任せます。キュアデリシャスは500キロカロリーパンチを出して一撃を加えたあと、ラストはキュアスパイシーの「スパイシーサークル」でウバウゾーを倒します。

ラストの場面ですが…。ここねちゃんは「ずっとマリさんに話しかけたかった」けど方法がわからなかったという趣旨のことを伝え、「お近づきの印」といって、マリさんに似合う色のリップを渡します。マリさんからも、ここねちゃんにゆいちゃんとおそろいのグラスを渡します。そして、そのマリさんのもらったリップを見て、ゆいちゃんも「ぬってみたい」と言い始めます。そこで、ここねちゃんがゆいちゃんにリップを塗ります。

そのあとは、できあがった野菜スープを2人のプリキュアとマリさん、ゆいちゃんの母で食べます。その野菜スープには、はじめてここねちゃんが切ったにんじんが入っていました。「失敗は成功のもと」ということばでしめくくるかたちで…。

ということで、今日のプリキュアの話は、ここでおわりです。

 


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