5月に咲いた藤の花、なぜかまた咲いています。
今までも時々、こういうことがありました。
たいてい、5月の花が終わった後、伸びたつるを剪定し、そのあとにまた伸びてきたつるに花が咲くのです。
狂い咲きなのか、返り咲きなのかはわかりませんが、いくつも花が咲いています。
花の大きさは春よりずっと小ぶりです。
いよいよ8月、お盆に突入です。
数年前までは皆さん、お盆のお参りというと13日にご先祖様をお迎えしていたのですが、ここ何年かは、8月になると13日を待たずにお参りに来られる方が出てきました。
お盆には予定が入っているからとか、道路が混むからとかいろいろ理由があるようですが、すべて生きている人間の都合です。
ご先祖様の都合ではありません。
昔から行われている行事には理由があり、しかるべき時があります。
それを忘れたとき、ないがしろにしたときに禍が訪れるのです。
昔からの言い伝えにしても、同じです。
そこにはたくさんの生きのびる知恵が詰まっているのです。
ご先祖様と向き合うこの季節、今一度そのことを思い起こしてほしいものです。