今日夕方、山梨県の広範囲で雷雨がありました。
結局、このあたりでは雨は少ししか降りませんでしたが、あちこちで稲妻が光っていました。
しかし、雨も峠を越え、稲妻も遠ざかったころ、突然停電になりました。
まだ、薄暗い時間でしたから、真っ暗で困るということはありませんでしたが、なかなか停電は回復せず、このまま暗くなっては困るので明かりを探すことにしました。
まず懐中電灯をつけてみましたが、一方向しか照らすことができず、数もたりません。
そこで、本堂から蝋燭立てを持ってきました。
本堂用は家庭の仏壇で使っているような小さなものではないので、結構明るくなります。 (こんな時はちょっと便利ですね。)
いくつかかき集めて、火をつけたところ、先日観たオペラ「トリスタンとイゾルデ」の第二幕で流れていた映像、たくさんの燭台に火をともすシーンを思い出して、思わず、カメラに収めました。
もう一枚撮ろうと思ったところで、停電が回復。
現実に引き戻されてしまいました。
停電は大変でしたが、これで今夜は涼しく眠れそうです。
<幻想的な明かり>
<映像ではこの燭台に一つ一つ火を灯していきます。>
<もう一枚撮ろうとしたところ停電が回復。>