<外は真冬、でも挿し木をしたバラは芽吹いてきました。まだ、根づいてはいないと思いますが、このまま成長することを期待します。亡くなる命もあればこうして、新しく成長していく命もあります。ここでも命のリレーが行われていることを感じます。>
今日、南アルプス市にあるお寺の葬儀に行ってきました。
甲府では、朝雪が降っていたものの、昼ごろには小雨に変わっていましたが、車で南アルプス市まで行く途中、開国橋あたりで、粉雪になり、葬儀会場付近では大粒の雪がしんしんと降っていました。
やはり甲府と南アルプス市では気温が違うのでしょうね。
雪の葬儀で大変なのはお手伝いの方々です。
特に外のテントでの受付は寒さとの戦いです。
受付係の方は、手がかじかんでうまく字が書けないと困っていました。
そして、交通整理や駐車場係の方、こちらも寒くて大変そうでした。
こんな天気の日に焼香に行くには、少しばかり気を使います。
というのも、地面がぬかるんでいるので、足袋が汚れないように気をつけなければならないからです。(つまかわと言う、つま先カバーのついた草履をはいてはいるのですが。)
靴と違って、草履は薄くて、足袋がむき出しになりますから汚れやすいのです。
車からの乗り降りで、袴を地面につけないようにするのにも気を使います。
しかも、こういう葬儀の時は臨時の駐車場を設けますから、会場まで歩く距離が長くなり、汚れる確率も高くなるのです。
本堂前に設置された焼香台で、亡くなられた方の写真を見ながら、お焼香をしていると、豪快でしかも心温かい方だったお姿が目に浮かんできます。
大往生といってもよいお年でしたが、もうお会いできないとなるとなんともさみしい気持ちになります。