空気清浄機購入、もう一つの理由。

＜もしかして、君が原因？＞

先日買った空気清浄機、風邪・花粉症予防のためと書きましたが、実はもう一つ理由があったんですね。

それは家族が虹彩炎という目の病気にかかったことと関係があります。

この虹彩炎は目玉の裏側が炎症を起こしてしまう病気です。

原因は他の臓器によるものや、細菌によって引き起こされるものだそうです。

なかなか正確な原因というものは特定できないようですが、一度かかると完治するのに時間がかかる厄介な病気です。

現に、うちの家族も発病してから１年あまり経っていますし、発病した方の目の視力も落ちてしまっています。

治療は、目薬の点眼が主ですが、一日何回も点眼をしなければならない面倒くささもあるし、ステロイド系の薬を使うので副作用も心配です。

 結局、家族の発病の原因は内蔵からくるものではなく、細菌によるものらしいということになったようです。

そして、血液検査でトキソプラズマ菌が発見されたとのこと。

これが原因かどうかはわかりませんが、発見された以上、この菌を除去する治療を続けるそうなのです。

このトキソプラズマ菌というのはペットの犬猫に寄生している菌だそうです。

うちでは室内で猫を飼っていますから、常にトキスプラズマ菌にさらされていることになります。

 考えてみれば、人間の住む環境というのはいろいろな細菌にあふれていますし、人間自身が持っている菌もたくさんあります。

健康な時は何でもないのですが、体力が落ちてきたり、具合が悪い時にその菌が悪さをするということはよくあるようです。

 ということで、もうすでに体内に入ってしまった菌はともかく、一日の大半を過ごす室内の細菌を除去して、これ以上病気が悪くならないようにするというのが空気清浄機を購入したもう一つの理由です。

 高齢化社会の今、本来ならばそれほど問題にならないようなごく自然に存在する細菌もお年寄りには命取りになるケースも増えてくるのではないでしょうか。

 空気清浄機などというとなんだか贅沢な機械のような気がしますが、病気予防と考えれば、決して贅沢なものにはならないのだと思います。

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