「会社は大丈夫か」

昨日はお盆明けの休暇で、長男が福岡から帰ってきました。
今年の１月から新しいし仕事に転職して、お盆は帰れないのかなと思っ
ていましたが、お盆明けに休暇が取れたらしのです。３日間の夏休みで
すが、目的はやはり高校時代の友達に会うためのようです。その友達は
中学校部活の時のサッカーの仲間達で高校も同じということで、いつま
でたっても、その仲の良さは変わらないようです。
夕食の時初めてあいましたが、私にあうなり長男がいいました。
「おとうさん、会社は大丈夫か」一瞬唖然としました。私が長男にいう
べきことを逆に言われたからです。福岡は大きな町だから不景気で会社
倒産をする不動産屋とか建築屋が多いようなんですね。でもこの一言を
聞いてなぜかホッとしました。私からみれば長男は、新しい仕事に転職
をして半年ぐらいで一番苦しい時なので、人の心配どころではないはず
と思ったからです。ということは、苦しい時期の壁を乗り越えたあか
しが、この自信に満ちた言葉ということになるようなのですね。
５年間勤めて有望視された会社を転職をしなければ、楽な道が待ってい
たのに、自分でやりたいからといってわざわざ苦しい道に飛び込んで行
くところは、なぜだか若い頃の私に似ているなと思いました。
子供って親の若い頃を知らないのに、親が歩んだ道を不思議と歩むもん
なんですね。親の生き方は自分だけでなく、子供にとってもそれだけ影
響を与えていくということのようですね。

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