明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて18年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

コンクリ補強

2014年04月24日 | エコな不動産
一週間後に入居者が入るアパートのチェックに入りました。
そこから100mほど離れた同じ大家さんのアパートの道路脇で、業
者2人で電柱の工事をしていました。

入居するアパートは内装はきれいになっていましたが、水回りは酷使
するところなので、よく見ておかないと入居した後水漏れがするなど
のクレームがよくつくのでチェックはかかせません。
まずはカギシリンダーの交換をおこない、給排水などのチェックを済
ませて帰ろうとしました。すると先ほどの電柱工事業者がまだ工事中
だったので、何の工事をしているのだろう。

「こんにちは、何の工事ですか」
「電柱の取り替えです。昭和43年に立てた電柱で、あそこにひびが
入っているでしょう。40年以上でもう人が登れないんです。」
新たな電柱を立てた後、配線のやり換えがさらに大変という。

清水建設は、ねばり強い性質を持つ合成樹脂を吹き付けることでコン
クリートを補強する新工法の実証実験を始めた。
従来の耐震工法と比べて費用は半分で、後期は5分の1にできる。
首都高速道路などの老朽化対策が急がれる中、「道路の防護壁の改修
方法を変える可能性がある」として、1年半後の実用化を目指す。

数ミリの合成樹脂で覆うと、構造物は衝撃を受けても崩れず破片も
飛び散らない。吹き付けた樹脂は30秒で固まり、30分後には補強
の効果が出る。この商品が出たら老朽化したビル、橋、もちろん電柱
なども取り替える必要が無くなるかもしれません。
新しいものを作ることに目がいきがちですが、古くなったものを永久
に使える工法こそが今の建設業界では必要なのかもしれません。



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