昨日の午前中は、私ひとりの留守番の日だった。
すると９時過ぎにひとりの男性客が来店してきた。男性客が来
店するなり言った「昨日メールを打っていたんですが」。
「ごめんなさい。まだみていないんです」。
メールは昨夜打たれたもので、賃貸担当者がいればすぐにメー
ルをみるのだが私は雑用があってまだみていなかった。
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メールの内容は２物件を内覧させてほしいと言うものだったが
、当社のような零細企業は、なかなか小回りがききにくい。
色々と話をするが、内覧を進める程のお客さんではなかった。
お客さんが帰って１０分もすると、別の不動産屋から電話があ
り、今話をした物件の空きがあるか等の問い合わせだった。
その時すぐにピンとした。先ほどのお客さんは、他社の不動産
屋に言って先ほどの物件を他社でと考えたのだろう。
・
昼過ぎ若い女性の来店があり、先ほど９時過ぎに来店した男性
客と同じ物件が気になったようなので内覧する運びとなった。
「とても気に入りました。上司に相談して又連絡します」
すると翌日の今日連絡が入り、「申し込みます」。
これも何かの巡り合わせなんですね。一足早く来た男性客には
縁がなかったが、当社にとっても大家さんにとっても収まると
ころにじょうずに収まったものです。
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