岩国乗馬クラブに通い出して2年半近くになる。
乗り始めのころは25歳老馬のクロだったが、半年位がたつと
白馬のミルキーになった。1年以上はミルキー専門のようにな
ったがいつの日か九州の乗馬クラブに売られていなくなった。
それから現在まではきかん坊のクリと、じゃじゃ馬むすめのア
ースを乗るようになった。
・
乗馬は常歩から始めて、軽速歩と進みそれが乗れるようになる
と駈歩をするようになる。駈歩は奥が深く簡単には乗りこなせ
ないが、これが乗れるようになってくるとおもしろくなる。
駈歩をするときのスピード感が気持ちがいいので、出来るだけ
速く走らせる。たまにバランスを崩すときもあったが、今はそ
れもほとんどなくなった。しかし、馬たちにとったら私が乗る
ことを苦痛に思っているふしが感じられる。
・
昨日乗馬クラブに行き車から降りて、厩舎を通っていると一番
端にいるクロと目が合った。すると隣の馬小屋にいるじゃじゃ
馬娘アースに近づいてのぞき込むように何か言い出した。
首を上下にふりながら、せわしげに「来はったよ、来はった
よ。噂のおっちゃんが」。アースが小屋から首を出し「何よ、
どうしたのよ」とこちらを見て私と目が合った。その時衝撃が
走り、身じろぎもせずひたすら見つめたまま動かなかった。
「うっそ~、おっちゃんとはこの前走ったはずなのに~」。
27歳になったクロがあんなにおせっかいとは知らなかったが
、ノートを見るとクロの予想通り騎乗する馬はアースだった。
いつの日か私は「噂のおっちゃん」と呼ばれるようになった。
今日のブログがよかったらクリックしてね
↓ ↓ ↓ ↓
下松市賃貸情報 http://www.sennenhome.sakura.ne.jp
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます