歴史館では10/11~11/24の間特別展示「幕末日本と徳川斉昭」が行われている。これは、第23回国民文化祭・いばらき2008協賛事業としてのことである。今回、第3回は、「徳川斉昭と井伊直弼ー対立の構造と真意」と題し、京都女子大学教授母利美和氏による講演会であった。
14~16時の予定で、13:40頃会場についたら、すでに満杯で(先着200名、無料)会場には入れなかった。しかし、ロビーで同時にビデオ放送があり、それを見ながら講演を聴くことが出来た(60名程度いた)。
斉昭と直弼の生い立ちから政治姿勢と当時の情勢認識と外交姿勢などについての話があった。結果的に、ともに失策によって政策論争から、政権争いとなってしまう。新しい時代を迎える激動の時代のある意味犠牲者であった。ともに、究極のところは大差なく、その実現の方法に相違があった。