7時駒ケ岳SAで車中目覚め、そこでバイキングの朝食を摂った。裏の高台ににある見晴らし台に登ると、西の近く順光の中に空木岳?が見え東の遠くに、逆光の霞んだ中に、間ノ岳、北岳、仙丈岳、甲斐駒ケ岳が見えた。
岡谷JCTで長野自動車道に入り、9:30梓川SAに車を停めた。遠くに見える雪を被った山々が気になったからである。すぐ高台の展望台にあがると、西に常念山脈の白い峰々が見え素晴らしいロケーションだった。 しばらく眺めて過ごした。
更埴JCTで上信越道に入り長野ICで降り、松代城に向かった。少しうろうろしたが、10:30頃松代城傍の市営駐車場に駐車。長野電鉄屋代線の向こう北側に松代城があった。
松代城は梯郭式平城であり、海津城とも呼ばれ武田信玄が軍師山本勘助に築かせた上杉との戦いの前線基地であった。近くには川中島古戦場もある。
近年本丸や内堀が修築され、本丸の南・北の出入り口である門と橋が復元され、東にも内堀に架かる橋が復元されている。現在は二の丸外側は全く様相が変わっているが、二の丸土塁も復元されている。管理棟は施錠してあり閉まっていた。
(写真左から:二の丸入口南門跡から本丸入口太鼓門を見る、太鼓門と内堀に架かる太鼓門前橋、本丸側から見る北不明門、二の丸北側から南東奥に北不明門その右端に戌亥櫓台の石垣をみる)
南側二の丸跡にある食堂兼土産物売り場のようなところでソフトクリームを食べながらしばらく話をして、駐車場に戻り真田宝物館に出掛けた。そこで、「松代城絵図集成」(¥1,000)と小冊子「探検しよう松代城」(¥100)を買った。長野市内の本日のホテルに行く途中にある「おぎの家」に13:40頃立寄り、自家製ソースカツ丼の遅い昼食を摂った。
食後は、自転車で遠乗りして帰宅途中に立寄ったという70歳の男性と、外のベンチで長い話をした。頑張っている小生と同年輩もいるのを見るとうれしくなる。
このおぎの家は何度か立寄ったことがあり、駐車場の隅に山本勘助の首を繋ぎ合わせたという橋「胴合橋」がある。今日もこれを見ようと足を運んだ。橋は幅およそ1.5m、深さ1.5mほどの石造りの小川に架かるもので、その橋を渡り向こう側から写真を撮ろうとカメラを抱えて後ろずさりに歩いた。小川が少しカーブしているのに気付かず、足を踏み外して小川に落ち、尻もちをついた。水深は30cm位の流れがあったので、手に持っていたNikon COOLPIX P500と、腰のバッグに入れていた携帯電話とコンデジのPanasonic LUMIX DMC-TZ3を水没させてしまった。レンズや液晶部分には水が入ってしまっているのが見えた。結局、動作不能となった。気を取り直して一眼レフデジカメNikon D5000で撮った。
(竹垣の向こう側がすぎの家の駐車場。書面に見えるのが胴合橋。それに落っこちた小川)
車内で全部着替えをして、がっかりしながら、今夜の宿である東横イン長野駅善光寺口に16:45着いた。