トッパンホールで定期的に開催されている、ランチタイムコンサート に行ってきました。
99回目となる今回は「天才モーツァルトへの憧憬と探求」と題し、原嶋 唯さんのピアノによるモーツァルトの「ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K414」が演奏されました。といってもいっしょに演奏するのはオーケストラではなく、弦楽四重奏。これはモーツァルト自身によって弦楽四重奏に編曲されているのだそうです。
演奏するのは、渡邉ゆづきさん(ヴァイオリン)、土岐祐奈さん(ヴァイオリン)、田原綾子さん(ヴィオラ)、伊東裕さん(チェロ)という編成。いずれも若い才能あふれる演奏家たちですが、土岐さんは以前、国立新美術館のロビーコンサートでもお聴きしたことがあります。
木目の美しいホールは広すぎず、室内楽を聴くにはぴったりの空間でした。時間ぴったりに5人の演奏家たちがステージに現れましたが、4人の女性たちはドレスが水色、藤色、ワインカラーと色のハーモニーも完璧で、まるで花が咲いたようでした。小鳥がさえずるような美しいアンサンブルに心洗われ、しばし夢の時間をすごしました。
演奏時間は12時15分から30分間ちょうど。アンコールもありません。もう少し聴きたいなーという気持ちになりましたが、きっとお昼休みに来て、さくっと聴けるというのが、このコンサートのコンセプトなのでしょうね。チケットは事前にはがきでの申し込みが必要ですが、当日券もあるようです。
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トッパンホールのすぐ近くには、学生時代の教科書でなじみのある出版社 朝倉書店があって、へ~と懐かしくなりました。それから目白通り沿いには「国産飛行機発祥の地」という碑も。初めて試験飛行したのは今の代々木公園ですが、日野熊蔵大尉が飛行機を作った会社がここにあったそうです。
それから江戸川橋駅のすぐ横には、日本で初めてフランスパンを作ったという「関口フランスパン」の支店がありました。こちらのラスクをよくくださる方がいて、以前から名前を覚えていたのです。いろいろ発見がある一日でした。^^
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おまけに、最近作ったバナナの朝食から。
バナナとバニラアイスのダッチベイビー・パンケーキ
生地をスキレットに流して、オーブンで焼くタイプのパンケーキです。半割りにしたバナナとバニラアイスクリームをのせて、刻んで乾煎りしたくるみをぱらぱら。チョコレートクリームをささっとして、粉砂糖をふるいました。
バナナとピーナッツバターのトーストサンド
トーストした食パンの片側に甘みのあるピーナッツバター、もう片側に甘みのないピーナッツバターをぬり、縦に薄切りにしたバナナをはさみました。バナナとピーナッツバターは最強の組み合わせです♪