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大室山麓 さくらの里

2019年03月22日 | +静岡・愛知

昨日は伊豆にドライヴに行ってきました。

あいにく一日中曇りがちで、時折小雨がパラついたり、かと思うと青空がのぞいたり、まるできつねとたぬきの化かし合いのようなお天気でしたが、幸い外を歩く時は雨に濡れずにすみました。里山や相模湾の素朴な風景を眺めながら、小さな春を満喫してきました。

まず訪れたのは、伊東の大室山麓にある「さくらの里」です。4万平方メートルの広大な敷地に、約40種1500本の桜が植えられています。染井吉野の開花にはまだ早いですが、秋~春にかけて何かしらの桜が咲いています。特に伊豆由来のローカルな桜にいろいろ出会えたのが、うれしかったです。

早咲き大島桜が満開でした。背景に見えるのは大室山。5000年前の噴火によってできた火山で、リフトで山頂まで登ることができます。緑が芽吹くと美しい山ですが、冬枯れの山もまた趣がありました。

早咲き大島桜。染井吉野と大島桜の交雑種です。楚々とした純白の花が美しい。顔を近づけると桜餅の匂いがしました。^^

寒桜はすでに花は終わり、葉桜になっていましたが、マイケル・ケンナ風の木を見つけて思わずパチリ。^^ 右後ろには伊東桜が咲き、その奥には染井吉野の林が広がっています。今はまだ硬くつぼみを閉ざしていましたが、昨日は東京でも桜の開花宣言があったので、来週あたりはきっとみごとな花が咲いているでしょうね。

左手前は寒桜の葉桜。ゆるやかな丘の向こうにピンクの花が見えたので、近づいてみました。

ピンクの愛らしい桜。木には熱海桜と名札がついていました。

その奥には、大きな桜の木がピンク色のみごとな花を咲かせていました。名札を見ると、城ケ崎桜とあります。冬枯れの大室山を背景に、夢幻の美しさに圧倒されました。

頬をぽっと染めたようなピンクが、なんとも愛らしい。

ぐーんと枝を伸ばして。

いつまでも眺めていたい風景でした。

これは大島桜。葉の塩漬けは桜餅に使われることで知られています。

こちらも今が見ごろの美しさでした。

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