私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

「謎解きはディナーのあとで」 東川篤哉

2013年06月03日 22時40分13秒 | 読書感想
安楽椅子探偵ものの短編ミステリー小説です。

とはいえ、なかには執事の影山が事件現場にいあわせる話もあります。

その話は、安楽椅子探偵の形式が崩れたことよりも、風祭警部が出てこないのが残念でした。

そう、この風祭警部がなかなかいい味を出している。

宝生麗子と影山のやりとりよりも、麗子と風祭のやりとりの方が個人的には好きです。