私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

短い舌じゃ何も巻けない

2013年06月06日 20時25分21秒 | Weblog
通常状態77日目。

今日は久しぶりに派遣のアルバイトに行ってきました。

およそ8カ月ぶり。


立ち仕事で疲れはしましたが、黙々流れ作業系だったので助かりました。

何が助かったって、他人とコミュニケーションをとらずにやれる。

そう、私はコミュニケーションがたいへんに苦手です。

仕事をするうえで、何か質問したり、報告したり、そういうのが苦手です。

もはや声を出すことが、誰かに声を聞かれることが、苦手なんじゃないかって思えてくるくらいです。

だからそんな私にとって休憩時間ってわりと苦痛だったりします。

もちろん立ち仕事から解放されて座ることができ、肉体的に楽なのは楽です。

でも精神が休まらない。

誰もいない場所で一人きりってなら休めるんでしょうが、皆が輪を作っている中で一人きりってのは、けして居心地のいいもんじゃありません。

これまでの派遣先でのことを思い出してみても、休憩時間が心から休まったことは一度もない。

それは私が昔、まだ過食症を患っていなかったころ、3年以上勤めたバイト先での経験が関係しているかもしれません。

あのときは、休憩時間が楽しかった。

休憩室が楽しかった。

失っている。

なんかとても大事なものを。



帰宅後、しばらくしてチャイムが鳴った。

地区の創価学会員さんの家庭訪問でした。

婦人部の方でした。

ご本尊授与に関することで少し話をしました。

日取りなんかを。

「いまお仕事は?」って訊かれました。

これはたぶん、いつどの時間帯に家にいるのかを知るための問いだったと思われます。

現に今日、留守中に一度私の家に来ている感じでした。

無職という身なので本来ならしどろもどろになっていた恐れがありますが、今日はたまたまアルバイトに行ってきたのでわりとすんなり「アルバイトです」って答えられました。

学会活動は嫌いなんですが、長いものには巻かれろって気持ちになっています。

自分の意志なんてクソくらえだ、とまではいかなくとも。

はてさて、どこまで巻かれることになるのやら。