私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

「麒麟の翼」 東野圭吾

2013年06月04日 22時39分00秒 | 読書感想
一つの殺人事件が起きて、実はその裏にはもう一つ別の事件が存在する、ってパターンです。

二つの事件は、時も場所も犯人さえも違っているってやつです。

一つの事件を追っていると、その裏にある別の事件の存在を見つける。

裏の事件を解決することで表の事件も真実が見えてくる。

今回の場合、裏の事件に当たる水難事故の真相の方がだいぶ興味深かったですね。

それに、加賀刑事が糸川教師に渇をいれるところなんかは好きです。