主人公が大きな組織、というか「大きなシステム」に立ち向かっていくお話。
「そういうことになってるからそうなる」っていう思想が、全編に覆いかぶさっているような小説、といいましょうか。
とにかく、思想がかってる。
その点は前作の「魔王」もそうでした。
小説の根本となる思想のせいなのか、正直、読んでいて響くものはこれといってなかったのですが、超能力という点でいうと「新世界より」が、学校の教室での殺戮という点でいうと「悪の教典」が思い出され、そういえばあれらはおもしろかったよな、とか考えながら読んでました。
まだ読んでいない貴志祐介の作品、近いうちに読んでみようと思います。
「そういうことになってるからそうなる」っていう思想が、全編に覆いかぶさっているような小説、といいましょうか。
とにかく、思想がかってる。
その点は前作の「魔王」もそうでした。
小説の根本となる思想のせいなのか、正直、読んでいて響くものはこれといってなかったのですが、超能力という点でいうと「新世界より」が、学校の教室での殺戮という点でいうと「悪の教典」が思い出され、そういえばあれらはおもしろかったよな、とか考えながら読んでました。
まだ読んでいない貴志祐介の作品、近いうちに読んでみようと思います。