先週に引き続き、洞窟つながりw
R173 京丹波町にある、京都府内唯一の質志(しづし)鍾乳洞。 幾度となくここの前を通過してるが、訪問は初めて。
京丹波町の管理する質志鍾乳洞公園内にある。 鍾乳洞に入らなくても公園への入園料530円は必要。
公園内を登っていく。
鍾乳洞入口。
標高約400m・洞窟延長約120m・高低差約25m。
鶏はホラ穴に出て云々とあるが、真っ暗な洞窟内で鳥がそんなに歩けるのか、疑問ではある。 伝説の域を出ない。
急な階段を降りていく。
目ぼしい鍾乳石等は発見後にあらかた盗掘されたらしい。 残念の極み。
ここから垂直に近い階段≒梯子を降りていく。 湿度は100%に近いので、手すりは結露している。
内部は思ったより涼しくない。 外気温と同じ20℃くらいか。
最深部には池があったと思われるが、今は水は無い。 コインが多数投げ入れてある。
トレビの泉のごとく、洋の東西を問わずにこういうことをするのが人の性?
例によって1/2~1秒の超スローシャッターなので、ブレブレなのはご容赦いただきたい。
頭上には蝙蝠が頻繁に飛び交っている。 彼らは超音波センサ標準装備なので、壁にぶつかることはない。
しかも、羽ばたきの音が一切しないのには恐れ入った。 自然の妙である。
地衣類が生息しているようだ。
鍾乳石はここで成長中w
1cm成長するのに何年かかるのだろうか。
おっさんの他は誰も訪問者はいない、貸し切り状態wであった。 パンフ類のスキャン画像。
小一時間滞在して退去。 R173のみずほTNを北上、榎峠を下る。
大原地区の「産屋」。
昔は出産は「穢れ」とされ、このような環境で分娩したと推察される。 現代では想像を絶する。
川岸に露頭した石灰岩層。 これはこれで美しいww
要はここ一帯は石灰岩層が隆起した山体である、ということだけは理解したおっさん。
質志鍾乳洞に放った鶏は、このへんから出てきたのだろうか。