海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海国際写真機材ショーへ

2012-07-09 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

一昨日、年に2回ほど開催される撮影関係の機材ショーの中で、一番規模のでかい展示会に行ってきた。毎年決まって梅雨が明けた時期に開催するので、行き帰りで疲れ会場内でも相当疲れる。今年から万博会場の跡地の国際展示場で開催されたのだが、地下鉄駅からそこまで炎天下を歩くのはきつい。行きはタクシーを利用したが、帰りにタクシーを拾うと、正規料金の4倍の140元なら行ってやると偉そうに言われた。しかもそのタクシーは白タクではなく正規のタクシーだったので余計に腹が立ち、タクシーメーター横のIDの写真をお礼に撮ってあげた。当然そんな糞タクシーには絶対に乗らないので徒歩で駅まで。まったく吐き気がするやつらだ。

会場の中は、相変わらずゴミだらけで床に座り込んで飯を食う奴やトウモロコシを食べながら歩き回り平気で人にぶつかる奴の集団などで溢れていた。この国の民度を理解するには、一般の人も入場出来る写真機材の展示会を見るのが一番勉強になる。

この展示会に出展している企業のほとんどは中国の会社で、その他日本のカメラメーカーが数社出品しているだけだ。これは中国で開催される中国人の為の展示会だと思ってよい。会場内の撮影機材部門だけ一通り見て回り普段お世話になっている会社のボスに挨拶しさっさと退散。今回も目新しい機材なし。EUの経済不安定(ドイツ以外)で機材製造会社は相当受注が落ちているようだ。夕方、代理店のスタッフと夕食へ。

CanonFD50mm f1.4

コメント
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