海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

最近の上海の天気は不安定

2012-07-15 | 写真日記

 

ここ数日、日本でも天気が荒れているようだが、上海も一日に一度はスコールのような雷雨がある。あたりが突然暗くなり風と激しい雨が降り注ぐのだ。そんな事もあり、昨日は一日中家に引き蘢りし掃除に明け暮れた。先週は、外の配電盤が燃えて停電したりエアコンの排水ホースが壊れ修理したりと面倒なことばかり。

上海の真夏と真冬は、「魔の6時半」というのがある。この時間前後に、街中が一斉に電気のスイッチを入れるので電圧が不安定になり電球が破裂したり、ひどい時には家電が火を噴く事がけっこうある。どういう事かと言うと、夕方6時半頃は、皆が会社から帰宅し一斉にエアコンなど電源スイッチが入る時間帯なので、一瞬電圧が下がり、その後一気に電圧が異常に上がるためだ。これに耐えられない家電や大型ストロボ(特に日本製)などは火を噴いたりトランスが焼けてしまう。

その前兆は、室内の明かりが一瞬不安定になると危ないと思った方がよい。そんな時、PCで作業中の時は急いで保存し電源を切る事をお勧めする。これは、浦西地区の租界があった場所など古い家やビルなどで多い現象のようだが、新しい地区だからといって安心は出来ない。何度も苦い経験をしているので、私は大型の電圧安定器で常に220Vをキープできるようにしている。また、友人の動物病院では、電圧が不安定な為に医療機器が正常に作動しないので、必ず安定器を通して機器を使用しているそうだ。これからゲロ暑くなる夏に向けて気をつけましょう。

キャノンFD50mm f1.4

コメント
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