海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

2012年9月20日の上海

2012-09-21 | 写真日記

 

昨日20日の上海は、外を歩くと少し汗ばむくらいだが穏やかな天気。数日前までの騒ぎがウソのように感じるくらい平穏。ただ、油断は出来ないので、移動は地下鉄を避けてタクシーを使う。街を歩く時は、後ろを気にしながら街を歩くので相当疲れる。

数日前の夜、日本人数人と集まり、日本人に見られないようにするにはどうするかという話題になった。顔を変えるのは無理なので、洋服と持ち物で悟られないようにするしかないのだが、その一つの案はパジャマを来て革靴を履けばバレないというすらばしい(上海では素晴らしいをこう言う)案が浮上し一同大笑い。私の場合は、それに加えてカメラは純中国産と一応歌っている(台湾がからんでいる)Aigo(愛国者)というブランドのカメラを持てば、完璧な上海オヤジになれると思いついた。だが、実行する勇気は私にはない。

昨日、上海で一番大きなカメラビルの中の友人に電話すると普段と変わらず営業しているという返事か返ってきた。日本製品不買運動が叫ばれているようだが、このビルで不買すると販売員しかいなくなってしまう。

Aigoというブランドは、中国のブランドで数年前からデジカメを販売している。純国産と言っているが、同じ形のカメラが他の名前で複数売られているので台湾のOEMと思われる。Aigoはブランド名で、調べると愛国者という意味らしい。ちなみに愛国は、中国語で「ai guo」と発音する。

☆日本が尖閣諸島を購入した事に対しては私は何も言う事は無いが、20日の日本のニュースで日本の野田が言った反日デモに対して「想定を超えた規模」と言ったらしいが、そんなの過去の2005年のデモや2010年の事を知っていればわかるはずだ。地震の時もそうだし今回も「想定を超えた」という言葉で言い訳しているが、政治家の言い訳はいつも同じだ。現地に住んでいる日本人は、今回のデモの規模に対して、最初から想定しているぞ。言い訳するなら、もっとまともな言い訳をしてみろと言いたい。過去の民主党首相の鳩山と管も含め野田までも外の世界を知らない首相が続く事じたい本当に情けない話だ。

今後尖閣諸島問題がどういう展開になるかわからないので、企業や個人共に自分で考えて自衛するしかないな。補償なんて何処に対しても絶対に期待しない方がよい。

写真のストックが無いので、過去の写真を流用。

コメント (4)
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