私は上海で結婚式に招待された回数は前世紀も含め8回くらいだが、自分の席に置かれた赤い袋に入った飴の由来を聞いたのは、つい最近の話。昔はあまり気にせず懐かしい味だなと思って食べていたのだが、飴を包む包装紙をよく見ると英語で書かれている事に最近気がついた。
昔の話だが、この飴は上海でしか売ってなかったそうで、これを中国の地方にお土産で持っていくと大変喜ばれたようだ。
この中に、種類の違う飴が8個入っている。
前世紀の話だが、中国の結婚式は日本の結婚式と違って素朴で好きだった。結婚式というより、みんなで酒や飯を食って、さっさと帰るって感じ。服装もスーツなんて着ている人は、数えるほどしか居なかったくらい。中には、工場から仕事を終えて作業着のまま来る人もいたくらい。
ところが、2005年頃から日本と同じようにだんだんと派手になってきて、今では日本より派手な結婚式も多い。
中国で結婚式に招待されたら、日本人はどうしたらよいのか困る人も多いと思うが、礼服なんて必要ありません。心配ならスーツくらいで十分。私が関わる業界の人達の中には、派手好きが多いので結構着飾る人も多いのだが、あまり気にしないで良いようです。私なんていつも黒のジャケットにノーネクタイで、下はジーンズ。
新郎新婦へのお祝いは、以外と喜ばれるのが日本の美しいのし袋に入れて渡すとよいようです。ん?お祝い金の相場?これは、式に招待された場所にもよるが、私は最低でも1000元は包む。5星の高級ホテルの場合は、それ以上。ただ、偶数元にした方が良い。
X-E1 XF18-55mm FOTGA 接写リング10mm使用