海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上虞市の香格里拉酒店(シャングリラホテル)で

2014-01-26 | 遠い記憶 現代のレンズ

泊まった香格里拉酒店(シャングリラホテル)で結婚式が。十数年前よりブーケもドレスも随分とセンスが良くなった。  

 

新郎新婦が乗る車は、相変わらず変わらない。

 

ホテルのフロント横には分譲マンションの模型があるのだが、ほとんど誰も見てない

 

例年なら中国の春節前はホテルの予約も取れないほど混んでいて慌ただしいのだが、今年の春節前は閑散としている。この前日は違うホテルだったのだが、そこも同じでこのホテルより更に人影を見なかった。つまり役人は贅沢をしてはダメよ通達が中央から出ているので控えているそうだ。

ずいぶんと昔から中国の不動産バブル崩壊の話が叫ばれていたが、どうもそろそろ限界に来ているような雰囲気が漂っている。これは、上海や北京などの大都市だけ見ているとわからないのだが、地方に行くと人の気配をまったく感じないマンションの方が目につくし、その周りに店が無く人がほとんど歩いてないのだ。そして、今も建築ラッシュが続いている。

もし、このバブルが弾け飛んだ場合にどうなるのか、ちょっと想像が出来ないくらいこの国で何が起きるかわからない恐さがある。上海に来て今年で十年が過ぎ去ったので、それも含めて今後どういう生き方をするか今思案中。

X-Pro1  XF18-55mm

 

 

コメント (2)
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