ローカルのコンビニ前で
昨年くらいから上海での商品広告に日本語が混じるものが多くなってきた。安心安全も含めやっぱり日本のブランドは人気があるので日本語表記が入った方が人目をひくのだろう。でも、日本製と偽るためにわざと日本語表記のパッケージにしている偽日本製も結構多い。これは、上海の日本料理屋も同じで、経営が日本人経営かローカル経営かはメニューを見ると一発でわかるしスタッフの仕事ぶりでも即わかる。
こちらの人たちは、漢字以外のカタカナ表記が難しいようで、「ソ」と「ン」や「リ」と「ソ」や「ツ」と「シ」などの区別がつかないので、とんでもない看板やメニューをよく見かける。昔見た例だと、クソーニング(クリーニング)とかマツサーツ(マッサージ)やラーメソ(ラーメン)なんてのもあった。まだ、看板だったら作り直せばよいが、間違った日本語の刺青入れちゃうとねー。
最近は2012年の反日デモが嘘だったかのように、すでに遠い記憶になってしまった。政治とは裏腹に上海では日本への旅行者が相当数増えている。今も友人数人が北海道へ子供連れでスキーに行っているし、春節前の先月は日本行きのビザ取得で大混雑。ちょど日本のカメラショーもあるので中国の友人達が数人来るのだが、今回全員が50歳代のオヤジたちはみんなでネズミーランドに行くと意気揚々。
今は円安も含め日本への旅行は相当敷居が低い。彼らの目的は買い物も当然だが、日本の自然と本物の日本食も目的の一つ。まぁ、そんな人達が街中で困っていたら助けてあげてほしいな。政治と人民は別なので、我々普通の日本人が普通の対応をするだけでよいのです。彼らが学校で習った日本との違いを体験して、楽しんで帰ってもらえばそれで良いのだ。
☆上海にも今年ネズミーランドが出来るようだが、出来る前からすでにあまり評判は良くない。どんなネズミーランドか上海に出来たら一度だけ行ってみようと思っている。英語が出来るというだけで社員になった中国人を一人知っているが、きっと大変な事だらけになると思うよ。