海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

歩いていて人とぶつからない日本

2016-02-23 | 写真日記

銀座の宝塚前で

 

銀座四丁目の交差点で人の流れを見ていると面白い。最近は外国人旅行客も増え様々な人種や国籍の人達を見ること事が出来るのだが、特に多い大陸から来た中国人の行動を見ていると異彩を放っている事がよくわかる。大陸から来た中国人は街を歩く時に自己中心的で他者に気を使う感覚や他者に譲るという感覚が麻痺している場面に遭遇する事がとても多い。

普通は街を歩いていて前方に人を確認すると、お互いに衝突を避ける為の先読みをして行動をとるのだが、大陸の中国人は先読みせず自分の目的に忠実に突っ込んで来るのだ。なので上海でも割り込みや人とぶつかるのは普通の事。ところが、台湾や香港やシンガポールから来た中華系の人達はマナーも含め他者に気を使ったり譲るという精神を基本的に持っているので問題は起きない。この自己中心的感覚はビジネスなども含め、あらゆる事にも当てはまる。

☆上の画像は銀座の宝塚歌劇前の路上でファンがスターを待ち受けている場面なのだが、歌劇団のスターが出て来ると一斉に前に並んでいたファンたちが座り込んだ。つまり後ろのファンが見やすいように前に立っている人達は座るというルールが暗黙に出来ているようだ。ある意味すごい。

 

コメント (4)
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