海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

一ヶ月後に上海に戻って来た

2016-03-03 | 写真日記

 

今回は春節休みとCP+が微妙な日時に当たり、ひと月も上海を空けてしまった。行きは香川から日本に入り岡山と大阪に立ち寄り東京へ向かい、帰りは羽田から鹿児島と宮崎に入り福岡から佐賀へ向かい上海へ。今回は前半を新幹線で移動し後半は長距離バスを使ったのだが、九州は意外と長距離バスの方が便利な事が判明した。旅慣れてはいるのだが、今回はちょっと疲れ気味。

写真機材関係の販売店絡みの営業旅だったが、それぞれの地域独特の悩みがあり写真ビジネスの現実を知り驚いたり呆れたり感心したりと、地域によって様々な現実を見る事が出来たのは収穫。やっぱり自分で見て人に会って話を聞かないと、本当の事が見えてこない事を痛感。

今回はまだ打点やホームランは無いが四打数四安打で塁に出る事が出来たので、会社を立ち上げ後の初試合としては十分な手応え。

☆今回一つだけ確実にわかった事は、ネットも含めありとあらゆる情報が世界中飛び回っているのだが、日本の地方はそれをキャッチする情報収集能力が欠如している事がよく分かった。これは残念ながら私が住んでいる上海の方が、日本の地方より情報収集能力は数段レベルが高い。それと、写真に限らず新しい事や物に対してアレルギーがあり相当保守的な事もよくわかった。また、日本の写真業界は日本独特の商習慣があり、日本だけ相手にビジネスをやっていると先が細くなる事だけは間違いない。

 

コメント
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