小学四年生
ネットで英語を
上海では小学校から英語の勉強が始まるのだが、友人の中古カメラ屋の小学校四年生の息子は週に一回ネット回線で英会話の勉強をやっている。しかも店の中で。そばで聞いていると、すらばしい(上海風日本語)ほど発音がお上手でLやRの発音も完璧。小学校の授業でも先生は英語圏の外国人だからかも知れないが、ネットで外国人相手に会話している内容を聞いているとちゃんと会話出来ている。
こんな光景を見ているとどうしても日本と比較してしまうのだが、これはあきらかに中国人の子供の方がレベルが高い。日本の観光地でも中国人の子供が英語で道を尋ねたり親の通訳をしている光景を良く見るし、大陸の地方を旅しても英語が話せる子供はけっこう多い。
英語とは関係ないが、数日前にタオバオの実店舗に行き日本のいきなりステーキを食ったが、決済はアリペイのみなので、現金もカードも使えない。つまりスマホが無いと物が買えないのだ。大陸ではクレジットカードが使える店はごくわずかで銀聯カードが主流だったが、最近知り合いのレストランでは銀聯カードの使用をやめ現金かアリペイでしか受け付けなくなった。
最近私が思うに、日本より上海を見ている方が世界の流れがわかり、日本の一歩先を上海が歩んでいると思うようになったのはつい2年ほど前から。この先10年後上海がどうなっているのか想像すると、もしかしたらアジアの中心は上海になっているかも知れないな。
☆X100F