海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

2018年上海カメラショー

2018-07-13 | 写真日記

今年は虹橋の国家会展中心で開催

 

Canonのブースで

 

2018年上海カメラショーは、場所が変わり虹橋空港近くの国家会展中心で開催。初日はパスして二日目に行ってきた。理由は、初日に静かな場所で打ち合わせが入り、問題になっているパーツの金型を作り直すことで合意。すでに金型の修正作業に入っているので、月末までには再サンプル品が届く予定。それと、LED素子の再選択をしたのだが、CRI(演色性)向上の為にアメリカ製のLEDを輸入して作る事に決定し、とりあえずバッテリー問題とCRI問題は解決しそう。

それと、嬉しいニュースが一つ。8年前から私が作りたかったストロボが実現できそうなので、上海カメラショーが終わったら来週工場に行って打ち合わせ。実はこのストロボは8年前から中国のメーカー数社に打診し、昨年実現しそうになったのだが頓挫。今回は、直接とあるメーカーの老板にダメ元で話をしたら即断即決で資金もメーカー持ち。

何事も諦めない事は大事なのだが、目指した商品が売れる売れないはデジカメの進歩や時代背景もあるので、とても難しい。まぁ、一言で言ってしまえば、私に金があれば実現出来るという単純な話なのだが、残念ながら私にはそれが無いのだ。

こんなストロボが欲しかったんだよと言われるようなストロボを作るので、来年のCP+で展示出来るよう頑張ります。

★上海カメラショーの会場は、人少なめで昨年より盛り下がっている雰囲気。ただ、ストロボより LED照明の出展が多かったのは間違いない。

 

 

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