海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

2本のPancolar 50mm

2018-07-18 | 写真日記

左がPancolar 50mm f1.8(アトムレンズ) 右がPancolar 50mm f2

 

Pancolar 50mmにはオリンパスのフードがぴったり


フジのGFX50Sで無理やり使う為に買ったイエナ系50mmを3本テストしたのだが、Pentacon 50mm f1.8は開放で撮影すると、中心解像度が高すぎるので周辺の画像との差があからさまにわかってしまうので却下。すでに、元アシスタントのナミ(女性)にプレゼント。

Pancolar 50mm f2は、開放でも中心付近の解像度は高いのだが、開放で撮った場合にピントが合った画面中心からなだらかに解像度が落ちて行くので画像に雰囲気がある。もう一本の初期型Pancolar 50mm f1.8(アトムレンズ)は、開放で撮影した時の中心付近解像度が高くないのだが、周辺の画像も思ったほど崩れない均質な描写。このレンズは二つも絞れば画面全域の解像度が増し画面全体が引き締まる。

私が使った限りどのPancolarもGFXの44x33をカバーしてくれるので鏡胴ケラレは発生しない。今までテストした50mmレンズで44x33をカバーするレンズは、Summicron-R 50mm後期型(前期は未テスト)とPancolarのみ。私がGFX50Sを使う場合、33x33と65x24のパノラマがメインなので、別に鏡胴ケラレがあっても良いのだが、一応フルサイズをカバーする方が気持ち良いからね。

本日の朝から地方の工場へ行き一泊予定。今回は、まったく新しいタイプの小型ストロボの打ち合わせ。この案件は、8年以上前からの企画で度々頓挫し、昨年は一年もかけて撃沈したのでこれが最後のチャンスだと思っている。

★X-H1+Super-Takumar 50mm f1.4(アトムレンズ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする