知恩院として使われていた時代もあった
連載の追加撮影で虹口区付近をうろつく。ここは昔の上海が漂う多倫路で、今でも小さな骨董屋が並んでいてカフェも多いので一休みするにはちょうど良い。
画像は租界時代に知恩院として使われていたイスラム風の建物で、今は地元民の住宅になっている。保存対象建築なので、外壁は政府が勝手にメンテナンスしてくれるので住民はとてもラッキーだろうな。
前世紀末は、私の定宿があった場所から歩いて5分の場所なので、この付近一帯の地図は頭に叩き込まれている。2004年には、この付近を舞台にした映画の撮影に関わったが、その時の方が雰囲気があった。今は、きれいになり過ぎてなんだか落ち着かない。
☆GFX50R +PC Nikkor35mm f2.8