海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

ロベール・ドアノーと英一蝶を東京ミッドタウンで

2024-10-27 | 写真日記

東京ミッドタウン

 

東京ミッドタウン

 

6年ぶりに六本木のミッドタウンへ。この日は、富士フィルムで開催している「ロベール・ドアノー」とサントリー美術館で開催されている「英一蝶」を観た。写真に詳しくない人でも、ドアノーのパリで撮られたキスシーンの写真を知っていると思う。彼の写真は決して華やかなパリに住む人達ではなく、パリ郊外に住む一般の庶民が撮影対象なのがとても好き。ドアノーが当時使っていたカメラはセルフポートレイトを見ればわかるように、二眼レフのローライスタンダードだ。このカメラのレンズの焦点距離は75mmで、ほんのちょっとだけワイド側の焦点距離。同年代の日本の写真家の名取洋之助もローライフレックス使いで、標準レンズだけで撮られた写真には脱帽した覚えがある。

英一蝶の事を私は知らなかったが、特に興味があったのは「吉原風俗図巻き絵」と「雨宿り図屏風」で、二点とも引きで観ているパノラマ図と言って良い。

☆GFX50SII+Rokkor58mm f1.4

 


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