海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海香港路59号

2020-11-05 | GFX+オールドレンズ

Pentax-FA77mm f1.8 

 

Tele-Elmar135mm f4

 

一度外灘に出て蘇州河を経て香港路へ。ずいぶん前に夜上海を撮り歩いた場所へ行ってみると今も当時のままの建物が残っているが、現在は封鎖されているようだ。この建築は1925年竣工の銀行で、今も保存対象建築に指定されている。同じポジションから77mmと135mmで撮影し両方ともf8で撮影。

上海市内は大きく分けると浦東(新市街)と浦西(旧市街)に別れていて、浦西は昔水路だった路を埋め立てて路が出来ている場所も多いし、道幅も狭い場所が多い。浦西の今はコンクリートのビルが相当増えてしまったが、租界時代の名残もありとても落ち着く。一方の浦東は昔は畑だった場所に出来た街なので、何の趣もない味気ない空間が広がっていて、ある意味実験都市のような空間。街歩きでどちらが発見が多いかというと、圧倒的に浦西の方が面白くて楽しい。

この後、この建物の入口を撮影したかったのだが、結婚前写真撮影の舞台になっているようなので移動。

☆GFX50R+PentaxFA77mm f1.8+Tele-Elmar135mm f4


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