朝飯 昼飯 夕飯
前回もこのブログで書いたが、上海の隔離ホテルの値段やルールは一律同じではない事を理解しておいてほしい。
隔離ホテルの飯は期待してなかったが、噂通りだった。画像はとある日の3食だが、朝は生ぬるいヨーグルトが毎日付いてくる。昼と夜の違いはほとんどないが、昼飯は果実がついているが夜はプラ容器に入った缶詰風の桃がデザートだ。
今回日本から持ち込んだ飲み物は、味噌汁と粉末緑茶とコーヒーだ。ホテルが用意してくれる飯にはスープがないので、味噌汁はとても重宝した。ホテルにある電気ポットで温かい飲み物はなんとかなる。
隔離ホテルでは、バスタオルやベットのシーツは2週間交換しないルールだ。通常隔離ホテルはベットが二つあるので、一週間ずつ使い分けるしかない。また、通常あるはずのガウンもないし髭剃りもないし、手洗いの石鹸もない。
これから中国に向かい、ホテル隔離を経験しなければならない人へのアドバイスは以下。
- 3食はホテルが用意してくれるが、上の画像のような物だと思って良い。ホテルによっては、和洋中何でも外から有料で取れるホテルもあるようだが、そんな隔離ホテルは稀だ。それと、酒もオーダーできない。
- 日本から常温保存のレトルト食品を持ち込む事をお勧めするが、ホテルの電気ポットは給水口が小さいので使いにくい。ネットで調べると240V仕様のコンパクトな鍋風の湯沸かし器があるので、それを持ち込む事をお勧めする。値段は5000円前後。
- レトルト食品を持ち込んだ場合、紙製の使い捨て食器を準備しておくと楽だ。また、キャンプ用品などにある箸やスプーンセットがあると良い。紙コップしか用意されない宿もあるので、カップもあると楽。
- 提供される3食の食事では野菜不足になるので、青汁などを用意し補うしかない。
- 隔離中は使い捨ての紙製下着や紙製シャツは便利だ。また、ホテルの部屋から一歩も外に出られないので、楽な服を用意しておくと良い。1日に2回も検温や何度かPCR検査が突然来るので、スッポンポンはダメよ。
- 隔離中は、本を読むかネットで動画を観て過ごす事になる。そんな場合、ホテルのwifiを使いVPN経由でネットを使う事になるので、必ず日本でVPN契約を済ませておく事。
- VPN接続アリでの話だが、radikoはお勧めだ。私の場合は、大阪のMBSを朝から夕方まで聴いている。
- 上海に入境後のPCR検査で陰性であれば、2週間のホテル隔離後に自宅隔離が1週間追加され、その間に陰性であればオツトメ終了となり無罪放免となる。しかし、仮に同じ機内で陽性者が出て、その陽性者と席が近かった場合は、例え自分がPCR検査で陰性であっても即救急車で別の隔離施設に移送される事があるので、現地でタイトなスケジュールは入れない方が良い。これは、先月実際にあった話。
- 中国では、カードが使えない事が多いので、スマホにアリペイを入れておく事をお勧めする。アリペイは現地に銀行口座がなくても、クレジットカードから入金が可能だからだ。残った金は後日返金してくれる。
- 中国での隔離中は退屈な日々を送る事になるで、何かテーマを決めておくと良い。私の今回の2週間のホテル隔離中のテーマは、酒もタバコも一切止めると自分の体がどう変化するかを知る事と、ホテル隔離終了後の冷えたキリンビールの「一番搾り」がどのくらい旨いかを検証する事だ。多分、タバコはこれを機会にやめるだろう。
以上、これから上海でホテル隔離を受ける人達へのアドバイスだが、地域によってはルールが違う事があるので、最新の情報を検索する事をお勧めする。中国では、現地の日本人の情報より現地の中国人の方が早いし正しい事が多いが、判断は自分で。現地の日本人がよく使う「○○みたいですよ」というウラの取れてない情報に惑わされないように。
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