漂陽路のこの付近は租界時代に詩人や作家など多くの著名人が住んでいたエリア
リビング
ロシアのビール
2023年1月21日は、旧暦の大晦日。という事で、1996年から付き合いのある古い上海人の友人の家に招待された。ここの息子は最初会った時は中学生だったが、今は40歳。場所は虹口区の漂陽路で、前世紀に私が上海に通って作品を撮影していた頃の常宿のすぐ近く。その常宿の近くで飯屋をやっていたのが、この日招待してくれた上海人家族。前世紀に上海滞在中、私はこの飯屋で毎日家族全員で飯を食っていたので、飲食で私をサポートしてくれた家族だ。亡くなってしまったが、この飯屋の老板からは、上海に来て金を使うなと言われた事を今でも思い出す。
この租界時代に建てられた老房子は今も現役で、リフォームを繰り返し地元民が今も住んでいる。この付近は日本人も多く住んでいたので、日本人が建てた老房子もあり詩人や作家など文化人も多く住んでいたエリアだ。内山書店や魯迅や金子光晴が住んでいた場所も、ここから数分の場所に今も残っている。
コメントありがとうございます。
ここの老板は、1990年から数年東京で料理人として働き、その後上海で飲食店を経営していた上海人でした。
「上海に来て金を使うな」という意味は、私が1996-2000年まで年に数回延べ16回ほど、東京から上海に通って作品撮影をいている私を理解してくれ、夕飯は自分の店で食えば経費節約になるという意味でかけてくれた言葉です。
中国人は一度親しくなると、親族のような付き合い方をする人がとても多く、日本人より懐が深い人がとても多いと思います。(特に上海は)
この家族以外にも、同じように接してくれた老板がいて、今もその親族と付き合いがあります。
よくわかりました、お返事ありがとうございます。
これからも読ませていただきます。