海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

静かな旅を下北半島で

2018-09-06 | 写真日記

  宇曽利湖

 

 恐山入口

 

今年の夏は久々に静かな旅をした。最近は日本の何処へ行ってもスーツケースゴロゴロ部隊に遭遇するのだが、青森の下北半島でその部隊はまったく存在しなかった。ただ、最近は青森に行く大陸の人達が相当増えているようで、彼らが目指すのは今のところ青森の風光明媚な場所のみ、今のところだけどね。

今の日本は台風の影響で関空がとんでもない事になっているようだが、台風の進路も把握していたはずの関空はなぜ早めに空港を閉鎖しなかったのか私にはわからない。飛行機での欠航を何度も経験している私だったら、今回のように台風が来る事がわかっている場合、航空機利用は前日に諦めて他の方法を考えていただろう。そして、今までの経験だと空港のグランドスタッフも当てにならない事が多い。それは、彼らも本社からの指示待ち状態なのと本当の事を知らされてない事があるからだ。

相変わらず想定外という単語が新聞を賑わせているが、これは人類が自然をなめてかかっている証拠。数千人が関空で孤立しているようだが、これは関空の責任も大きいと思うぞ。それと、日本の古い体質の会社は、内側からしかものを見る事が出来ない幹部が多いので、判断能力が相当欠如している会社もすごく多い。結局最後は、記者会見場で会社幹部が頭を下げた映像が流れ終わりにするのが日本流。人の言っている事を鵜呑みにせず、日頃から自分で判断する能力を養うのは大事だよ。

今年は自然災害の当たり年のようで、しばらくは忘れられない2018年となるだろうが、ほとぼりが冷めるとまた忘れてしまうのが人間。まだ、2018年は終わってないので何が起きるかわからないが、この辺で打ち止めにしてほしいなぁ。

GFX50S+Flektogon35mm f2.8

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高松市瓦町のだんじりで一杯

2018-09-03 | 写真日記

だんじりのオッチャン 

高松に行くと必ず立ち寄る居酒屋が瓦町にある。数年前に自分の嗅覚で探し当てた店で、それ以降ずっとお世話になっている店の名前は「だんじり」だ。昨年は大将にお世話になり、大阪のだんじり祭りを撮らせてもらった。この店の売りは新鮮な魚類がメインなので、行くたびに旬の魚を味わう事ができる。

今回暖簾をくぐると一部改装されていて、以前のようなだんじり祭色が減っていて、鮮魚ケースも新しくなりスッキリとしたカウンターになっていた。一階はカウンター席のみだが、二階は宴会が出来るようになっている。場所は、瓦町駅から歩いて5分ほどで周囲は呑み屋密集地域の一角にある。彼は元漁師なので、お勧めの魚で一杯やるのは最高の店。

GFX50S+Pentax43mm f1.9L

 

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宇野港から高松港へ四国フェリーで

2018-09-02 | 写真日記

宇野港の待合室

 

遠くに瀬戸大橋が

 

高松港

 

8月30日に岡山の宇野港から四国フェリーで高松港へ向かった。通常であればJRのマリンライナーを利用するのだが、今回はあえて遠回りしてフェリーを使った。宇野港の待合室には数人いたが、みんな年齢層は高く一番の若者はバイクで四国一周の旅を目指す名古屋のニーチャンのみ。隣の埠頭には直島行きのフェリーが停泊していたが、そちらの乗客は若者と白人が多く高松行きとはまったく違う雰囲気。

瀬戸大橋が出来る前の宇野ー高松はドル箱航路だったが、橋が出来てJRと車で両県を移動出来るようになり乗客は激減してしまった。移動が便利になると、地元の経済はどちらかが衰退する事になる。今の高松は昔からあったデパートも撤退し街もほとんど変化が見えない。元気なのはうどん屋と風俗(岡山はご法度)のみで、それは歓楽街を歩けば一目瞭然だ。一方の岡山市内は食のレベルが高くなり、昔のように夜の9時で閉店になってしまう料理屋も激減し若者が頑張り店のセンスも相当上がった。

数年前に今治市へ行った時に地元の人に聞いたのだが、今治も同じで広島と今治を結ぶ橋が出来た後、今治市は衰退し活気のない街になってしまった。車社会になり移動が便利になると、小さい方が大きい方に呑まれてしまうという典型だな。

GFX50S+Pentax43mm f1.9L

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