上海では何でもネットショップで買うのが主流で、出前も含めありとあらゆる商品がバイク便で宅配されている。上海の路で信号待ちをしていると、その間に10台以上のバイク便が目に飛び込んでくるが、ひどい奴になると道路を逆行してくる奴もいるのでとても危険で、死亡事故も多い。出前などは配達時間が決めれられている物もあり、その時間を過ぎると罰金が待っているので必死なのはよくわかる。一個の商品に対して対価は約JP150円ほどしか利益が出ないので、彼らは数をこなさないと儲けがでない。彼らのほどんどは地方から来た人達で、都会へ出て来て手っ取り早く職にありつける筆頭職種なのだ。
随分前から上海ではネットショップで物を買うのが当たり前になっているので、上海最大のカメラショップ星光カメラ城へ行っても客より販売員の方が多いのが普通。新品売り場は定時開店しているが、中古売場のビルは午後から店を開ける店も多い。午前中に彼らが何をやっているかといえば、自宅のネットで株式市場とにらめっこ。
スマホ決済が当たり前なりネットショップが普通になり無人店まであり、深センでは自動運転のバスも運行を開始している。次世代の無線通信規格5Gが出来たら今までの常識や概念も変わって、とんでもない世界が待ち受けているだろうね。そういう意味でも、今の中国は世界の実験場とも言える。それに付いて行けるだろうか、今の高齢化した経営者は。
GFX50S+Nikkor-S 35mm f1.4