海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

宅配電動バイク

2018-09-12 | 写真日記

 

上海では何でもネットショップで買うのが主流で、出前も含めありとあらゆる商品がバイク便で宅配されている。上海の路で信号待ちをしていると、その間に10台以上のバイク便が目に飛び込んでくるが、ひどい奴になると道路を逆行してくる奴もいるのでとても危険で、死亡事故も多い。出前などは配達時間が決めれられている物もあり、その時間を過ぎると罰金が待っているので必死なのはよくわかる。一個の商品に対して対価は約JP150円ほどしか利益が出ないので、彼らは数をこなさないと儲けがでない。彼らのほどんどは地方から来た人達で、都会へ出て来て手っ取り早く職にありつける筆頭職種なのだ。

随分前から上海ではネットショップで物を買うのが当たり前になっているので、上海最大のカメラショップ星光カメラ城へ行っても客より販売員の方が多いのが普通。新品売り場は定時開店しているが、中古売場のビルは午後から店を開ける店も多い。午前中に彼らが何をやっているかといえば、自宅のネットで株式市場とにらめっこ。

スマホ決済が当たり前なりネットショップが普通になり無人店まであり、深センでは自動運転のバスも運行を開始している。次世代の無線通信規格5Gが出来たら今までの常識や概念も変わって、とんでもない世界が待ち受けているだろうね。そういう意味でも、今の中国は世界の実験場とも言える。それに付いて行けるだろうか、今の高齢化した経営者は。

GFX50S+Nikkor-S 35mm f1.4

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デコトラ発祥の地で

2018-09-11 | 写真日記

田名部町の駐車場で


私が下北に到着した8/15日は、むつ市でデコトラ祭があったようで、田名部町の駐車場に3台のデコトラが並んで駐車してあった。最近はほとんど見かけなくなったデコトラだが、デコトラは1960年頃からあり、1970年からブームになった。発祥の地は横浜と八戸から広まったようだ。その後、「トラック野郎」の映画がシリーズが1975年から始まった。デコトラではなかったが、学生時代に何度かヒッチハイクでトラックドライバーにお世話になった事があったが、彼らは一見怖そうに見えるが話をしてみると、みんな気さくで人情味に熱い人達ばかりだった。デコトラ祭は、今でも各地域で行われているようなので行ってみると良い。

下北とデコトラと演歌が聞こえて来そうな田名部町の呑み屋街は、昭和を満喫出来る味わい深い街だった。

☆GFX50S+Flektogon35mm f2.8

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BEER LADYで一杯

2018-09-10 | 写真日記

ビール専門の角打ち

 

世界中のビールが飲める

 

中国のビール

 

2本飲んだ

 

昨日の上海の日曜日は、快晴で大気汚染もなく湿度も低く風が心地よい最高の日だった。こんな上海市内は久しぶりだったので、昼飯を食った後に新規開拓したマッサージ屋に行き肩と背中をほぐしてもらった。あまりにもすっきりとしたのと大坂なおみの優勝を祝うために、近所のビール専門の角打ちで、キリンビールとバーボンのレモネード割を飲んでほろ酔い気分に。角打屋に支払った金は、約750円。

近所にあるビール専門の角打ちは世界中のビールが飲める店で、名前は「BEER LADY」だ。そう、店名の通り少しビヤ樽風のおばちゃんが経営していて、昼でも白人がたむろしているのだが、ここで日本人は見たことがない穴場。世界中のビールのラベルを見ているだけでも面白く何を飲もうか迷ってしまうのだが、最初はやっぱり飲み慣れたキリンの一番搾りをチョイスし、二本目を選んでいる時に、初めて見るジャックダニエルのレモネード割を見つけてチョイス。最近は中国のビールも頑張っていて、BABY IPA(南京のビール)や、当日の朝に空輸された青島などもあるが、ラベルが可愛いビールの中にバンダビールがある。

ジャックダニエルを飲みながら日本のスマートニュースを見ていると、「ススキノのネオン復活に自粛の声も・・」のニュースが飛び込んできた。最近日本のニュースを見ていると、何かあるとすぐに自粛という言葉が聞こえてくるのが日本のイヤな部分で、とても息苦しく感じてしまう。電気が使えるようになった地域から、順番に灯をともせばいいじゃないか。明かりの消えた街が、どれほど惨めな気分になるのか反対した奴の顔が見てみたい。きっとそういう奴らの生き方って、何事もすべて否定から入る人達が多いのだと思うよ。

GFX50S+Flektgon35mm f2.8

 

 

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ミラーレスカメラの巨大レンズ

2018-09-09 | 写真日記

私の機材はすべて富士フィルム製

 

カメラメーカー各社の35mmフルサイズミラーレスカメラが出揃ったようで、これは時代の流れで当然の事で予測通り。でも、ちょっと疑問なのが各社のレンズが異常に大きく重い事。せっかくの小型軽量のボディに相反するようなデカさと重さには呆れてしまう。しかも、レンズ構成を見ると、モニターで大きく拡大して見ながら数を数えてしまうほどレンズ枚数が多すぎる。レンズの各収差を取り除くためには必要なのかもしれないが、あまりにもレンズ構成が多過ぎないか?そして、何処のレンズも描写性能はほとんど同じでクセがなく優等生過ぎるような描写だ。

レンズの構成枚数が多ければ良いのかどうか、私はレンズ設計者ではないので説得力がないかも知れないが、ミラーレスカメラの単焦点レンズにレンズ構成のシンプルなテッサータイプやトリプレットタイプのレンズ構成を見直してみたらどうなんだろうね。と、先月あるレンズメーカーに言ったのだが、理解されているかどうか。開放f値が明るいのは助かるが、今は高感度性能も相当上がっているので開放f値よりコンパクトさの方を重視するべきだと思うよ。

トップの画像は、私が今使っているフジフィルムのデジカメで、メインはAPS-Sセンサー搭載の小型軽量Xシリーズと中版のGFX50Sをパノラマサイズメインで使っている。GFXに取り付けてあるレンズは、上海のカメラマンから1週間ほど借りているGF23-64mm f4だが、これがボンレスハムのように異常に大きく重いので外に持ち出す気力がなくなってしまう。このレンズは、仕事撮影では良いのかもしれないが、通常持ち歩くサイズと重さではない。本日の上海は雨なので、GF23-64mm f4で窓の外の風景を簡単に撮影してみると、ズーム域のどの焦点距離も非の打ち所がないほど優秀な描写だが、悪く言えば無味乾燥で、昭和風の言い方に変えると健康優良児。という事で、私にとってのGFX50Sには、前世紀の明るいオールドレンズがやっぱりメインレンズかな。

●各社の35mmフルサイズミラーレスが一斉に並んだが、フジからGFX-50Rが出てくるようで、50Sより値段も安くなるだろうからGFXユーザーが意外と増えるかも知れないな。

☆地震被害があった札幌で、ススキノのソープランドが30分500円でシャワーを貸し出したそうだが、これは店長の素晴らし判断。何人が利用したのか知らないが、きっと後日お礼も込めて正式にお世話になる人も多いかもね。

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青い森鉄道で八戸から下北を往復

2018-09-08 | GFX+オールドレンズ

2両編成の青い森鉄道の先頭車両から

 

青い森鉄道から見える美しい日本の風景

 

八戸から下北までを、ゆっくりと走る線路の音とそこから見える風景は、何だか胎内回帰できるようで心地よい。人をほとんど見る事がなく、延々と田と小高い山が続く風景を見ていると、八戸ー下北の90分間は時間も忘れさせてくれるほど飽きない。

前回のブログで今年の自然災害は打ち止めにしてほしいと書いたが、その後に北海道で地震が起きてしまった。台風はある程度予測が可能だが、地震は突然やってくるのでタチが悪い。私がここ2年のあいだに上海から遠回りの旅で立ち寄った日本の都市を思い返してみると、私の後を追うように自然災害が発生している。まぁ、これは単なる偶然なのだろうが、ちょっと嫌な感じ。そのうち自然災害を呼ぶ男として嫌われるかも知れないなぁ。でも、逆手にとって自然災害を予知できるので重宝がられるかもしれない。

今回、北海道の友人に送ったメールが遅れて戻ってきたが、地震後の停電で道内の情報がまともに伝わってない事を知った。マスコミの画像にはスマホが充電出来ず充電に列を作っていたようだが、ネットだって回線が混むと繋がらなくなる。そんな時、一番頼りになるのは昔ながらの携帯ラジオだろうなと推測。という事でamazonで小さな携帯ラジオ(FM・AM・ワンセグ音声のみ)をポチッとした。もし、旅先で災害に合ったらどうするかも含め、普段からシミュレーションしておいた方が良いね。空港が使えない、鉄道がダメ、そんな時はみんなが忘れ去っているフェリーが使える事もある。

☆GFX50S+Flektogon35mm f2.8

 

 

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