西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

ほんまに、成果がありましたか?②

2008-05-23 19:36:29 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

うどん、うま~。
会社員時代、香川出身のBOOK1st.店長から「恐るべきさぬきうどん」
譲り受けて以来のさぬきうどんファンであり、今年になってからだけでも
2回、大橋渡って、うどんを食べに行っている私としては、こんなもの
知ってしまった以上、注文しないわけにはいきません。
というわけで、ようやく昨日到着した、SIRAKAWAのうどんを食べてみたのですが、
も、うまいうまい。
あ~、なんか、しあわせ。
このシリーズ、ええわ~。
しかし、毎月、このレベルのもんがくるんやったら、
わざわざ、香川まで行かんでもいいかもしれん。

うどんと言えば、大したことではないけれど、どうも、気になったことを、もう一つ。
木村拓哉主演の月9ドラマ「チェンジ」の第一回で、
「たぬきうどんは、タネが入っていない、天かすが上に乗っているから、
 タネ抜き。それが詰まって、『たぬき』になった。」
みたいな感じのことを言ってたんですけど、天かすが上に乗ってるうどんって、
ハイカラやないんかと。
たぬきは、そばに決まってるやろと思ったんですが、違うんですかね?
「赤いきつね」「緑のたぬき」とかも、そうじゃありませんでしたっけ?
てゆうか、ひょっとして、これって、関西限定ですか??

という、どーでもいい話はさておいて、日記の続きに移ります。
三つのネタを並列させて、飛び飛びで日記を書いていると、だんだん、
わけが分からんようになってきた・・・
書いてるほうでさえ、こうなので、呼んでいただいている皆様には、さぞかし、
ご迷惑をおかけしていることかと。
産業振興についての日記は、今日で終わりにしますので、お許し下さい。

前回の日記では、「西宮市の産業振興ってどうなん?」ということを書きました。
これについて、「公務員人事の研究」に興味深い一節がありましたので、
まずは、そちらからの引用をば。
少々、長くなりますが、お付き合いくださいませ。

~前略~ 産業振興政策のための規制や補助金などは、環境保護や消費者保護、
科学技術研究を目的とするものを除き、必要最小限度に押さえるべきであると考えます。
 十一県の知事と構想日本からなる「国と税制を考える会」の活動の一環として
国と自治体の業務を分析した構想日本の加藤秀樹代表は、行政が手を離すべきとされた
事業が一番多かったのは、産業労働や商工の分野であり、歳出金額の九割に上ったと
述べています(「半分の予算でも国は運営できる」『WEDGE』2005年7月号)。
~中略~
 さらに、私の経験からすると、公務員は民間企業での経験がないので、本来的に
このような産業振興といったテーマには不向きです。
 以前、ある自治体の産業振興担当の方から、
「自分の自治体で、産業振興を推進するためには、何が必要か」
との質問を受けた際、
「産業振興は、企業経営を知らない公務員が行っても、ピントがずれる場合が多い。
不要な産業振興施策自体を大きく減らして、かつどうしても必要な産業振興に関しては
民間企業の経験のある職員を採用することが大事」
と述べて、大いに納得してもらったことがありました。
 自治体の商工部の方と話をしていると、
「自分の自治体の産業発展は望ましいが、自治体としてどこまで支援できるか、
 またするべきかは疑問」
といった本音の声を聞くことがあります。
 私がインタビューでお聞きした範囲でも、ニーズがないにもかかわらず、予算を使って
効果がないという事例がたくさんありました。
 産業振興に関して、行政が取り組むことは、まったくゼロとまではいかないでしょうが
今後大幅に削減するべきものと思います。 ~後略~

骨子において、非常に共感できる記述です。
個人的には、「産業振興もやっています!」という言い訳のためだけにやっている
ようにしか見えない、大した効果もない産業振興に力を入れるくらいなら、もう少し、
子育て支援のほうに力を入れるべきだと切に思っています。
だって、子育てするなら、西宮なんでしょ?

くどく何度も書いていますが、西宮市の産業振興施策は、抜本的に見直すべきです。
上の引用部分には、わが意を得たり!という内容が多いのですが、
行政が行う産業振興施策の、質の問題に、まず、強く同意。
そして、それ以前の問題として、「自治体の商工部の方」から
「自治体としてどこまで支援できるか、またするべきかは疑問」といった
「本音の声」がでてくるという部分に、更に同意。
この現状、明らかに、大きな問題があります。
もっとも、私にとっては肝心の、西宮市の担当職員さんが、本音のところで、
どのような意識をもっていらっしゃるのかは分かりませんが。

目標を立て、行政が担うべき役割を吟味し、その範囲の中で、目標達成のために
効果的と思われる政策を立案し、その施策を着実に遂行していく。
そうゆう当たり前の取り組みを進めていくべきだと思うのです。
「構想日本」絡みでいくなら、それこそ、事業仕分け的な発想が必要だと思うのです。

それでは、今宵は、このへんで。