今日で、平成20年度も終了。
日記でも、それらしいネタを書きたいなと思ったのですが、
なかなか思いつかず。。。
というわけで、季節感もなく、ずっと気になっていながら、
日記では、ご報告できていなかったことの報告をば。
先月25日に、
『「外郭団体の見直し方針の改訂等」に係る資料』
が配布されました。
本市では、H20年度を最終年度とする「行政経営計画」が策定されており、
その一環として、外郭団体の見直しが進められています。
詳しくは、こちらの右下部分、「外郭団体の見直しについて」を
ご覧いただければ、と思うのですが。
この話に対する、私の立場は、
○行政運営の効率化という観点から、外郭団体の見直しには賛成
○だが、市が進めようとしている外郭団体見直しには、
いろいろと問題があると考えている
というものです。
で、今回の見直しにおいて、私の主張に関連する見直しがありまして。
上のレポートの中でも取り上げた
「西宮市文化振興財団、西宮スポーツセンター、西宮市学校給食会の統合」
という当初の方針を見直し、
「西宮市学校給食会を統合の枠組みから除外し、西宮市文化振興財団、
西宮スポーツセンターの2団体で統合」
することに改められるようです。
公式には、他の理由だけが挙げられていますが。
どうも、例の補助金流用の話
(左側・「学校給食会の補助金流用問題について」参照 &
右側・「不正流用問題・処分内容に異議があります」参照)
を抱える「学校給食会」という団体と一緒になることを、
他の外郭団体が嫌がっているという面もあるようで。
ま、普通に考えて、そらそうですわな。
言うまでもないことですが。
そもそも「外郭団体の統廃合」という取り組みの目的は
「外郭団体を統廃合すること」自体にあるのではありません。
こうした見直しを通じて、
○行政が担うべき役割を明確にし、
○不要な分野への関与を縮小し、
○必要な分野に重点的に取り組める、
というあたりにこそ、本来の目的はあるのです。
今回の見直しは、当然のことだと言えるでしょう。
とは言うものの、個人的には、「学校給食会」という組織自体について、
「そもそも、この組織必要なのか?」
という点を、強く疑問に思っています。
この点については、引き続き、指摘を続けていくつもりです。
あ、ちなみに。
学校給食会の補助金流用に関する裁判は5月頃、結審し、
7月頃に判決が下る予定だそうです。
司法の場に問題が移った以上、現時点で、私どもが関与できる余地は
ありませんが、今後の展開には、強い関心を持って臨んでまいります。
司法判決が出た後の市の対応に対しては、
きちんと物申していかなければなりませんので。
こちらも後日、動きがあれば、ご報告いたします。
それでは、今日は、このへんで。